劇場版「ハイスクール・フリート」2020年初春公開決定　ティザービジュアル＆PV完成

(C) AAS／新海上安全整備局

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2016年に放送されたオリジナルテレビアニメ「ハイスクール・フリート」の劇場版が、2020年初春に全国公開されることが決定した。発表に合わせて、教育艦「晴風（はれかぜ）」の艦長を務める主人公の岬明乃と、副長の宗谷ましろが、背中合わせに水面に立つティザービジュアルと、テレビシリーズの軌跡を振り返りつつ、劇場版の新たな航海の始まりを告げるティザープロモーションビデオが公開されている。

「ストライクウィッチーズ」や「ガールズ＆パンツァー」などにも携わった鈴木貴昭が原案を務める「ハイスクール・フリート」は、プレートの変動により国土の大半が水没した日本を舞台に描く美少女ミリタリーアニメ。海の安全を守る職業「ブルーマーメイド」を目指して横須賀女子海洋学校に入学した明乃が、初の航海実習で晴風に搭乗し、さまざまな不測の事態に見舞われながらも、仲間たちとともに窮地を切り抜けていく様子を描いた。16年4～6月にテレビシリーズが放送され、17年5月には、テレビシリーズから1カ月後を描いたOVAがリリースされた。

劇場版スタッフは、テレビシリーズで監督を務めた信田ユウが総監督、「ダイヤのA」（演出）の中川淳が監督として登板。脚本は鈴木とともに、テレビシリーズとOVAに携わった岡田邦彦が担当する。キャラクターデザイン・総作画監督の中村直人も続投。アニメーション制作は、新たにA-1Picturesが行う。

また、発売決定がアナウンスされていたブルーレイボックスの詳細も明らかになった。テレビシリーズ全12話を網羅し、音声特典としてオーディオコメンタリー、映像特典としてノンクレジットオープニング、ノンクレジットエンディングが収録される。そのほか、万里小路楓（CV：中村桜）が歌う新規収録のキャラクターソングCDや、鈴木監修の特製ブックレット（TVシリーズブックレット総集編）、キャラクターデザインを務める中村直人による描き下ろし身蓋式ボックスなどが付属する。2万5000円（税抜き）で、12月4日発売。