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イベント 2023年6月13日(火)20:00

「セーラームーン Cosmos」前編の舞台挨拶で、最強の敵ギャラクシア役の林原めぐみが盟友・三石琴乃を激賞

(C)武内直子・PNP/劇場版「美少女戦士セーラームーン Cosmos」製作委員会

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劇場版 美少女戦士セーラームーンCosmos 前編」の公開記念舞台挨拶が6月10日、東京・丸の内TOEIで開催され、三石琴乃(エターナルセーラームーン/月野うさぎ役)、林原めぐみ(セーラーギャラクシア役)、水樹奈々(セーラー火球/火球皇女役)、早見沙織(セーラースターメイカー/大気光役)、佐倉綾音(セーラースターヒーラー/夜天光役)、高橋(※高ははしごだが)知也監督が登壇し、同作の公開をよろこんだ。

「劇場版 美少女戦士セーラームーンCosmos』」は、2014年に「美少女戦士セーラームーンCrystal」でスタートしたリブート版「美少女戦士セーラームーン」シリーズの最終章。武内直子氏による原作漫画の「シャドウ・ギャラクティカ編」を前後編で映像化する。銀河最強の破壊力をもつセーラー戦士・セーラーギャラクシア(CV:林原めぐみ)率いるシャドウ・ギャラクティカが、セーラー戦士の力の源であるセーラー・クリスタルを奪うため、エターナルセーラームーン/うさぎらを襲撃する。

(C)武内直子・PNP/劇場版「美少女戦士セーラームーン Cosmos」製作委員会

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シリーズ最強の敵・ギャラクシアを演じた林原は「セーラームーンの最後の敵になれて本当に幸せです」と感慨深げに挨拶。「美少女戦士セーラームーン」シリーズには過去にも一度、劇場版に出演したことがあり、「多くは関わっていませんが、傍らにいてくれた作品。90年代を走り抜けて、ほぼ同期の琴ちゃんの頑張りを近くでみていました。“セーラームーン”というワードでみなさんが思い出す十人十色、百人百色の景色があるように、私のなかにもこの作品の景色があります。30年近くみなさんを支えてきた作品が最後を迎えるということで、最後の敵として存分に楽しませていただきました」と続けた。

収録現場での三石と林原は「それぞれ役として背負っているものがあるので、キャラクターの空気感をまとってスタジオにいました」(三石)、「収録時は、ほぼ口をきかないような雰囲気でしたが、勝手知ったる仲だからこそ。“この2人マジで仲悪いんじゃない?”と思われているんじゃないかと、その空気を楽しんでいました」(林原)と、あえて距離をとっていたことが明らかに。林原は「うさぎちゃんとしての琴ちゃんの声を聴いた時に、軸がぶれました。私は琴ちゃんのことを何もわかってなかったんだなと。いろんな人生経験を積んで来てもなお、どうしてそのうさぎちゃんのピュアさをずっと持っていられるの……? と新たな一面も見せてもらいました。うさぎちゃんは仲間に守ってもらうことで、より力を増す。“家来はいるけど仲間はいない”ギャラクシアとしては、嫉妬のようなものを感じました」と、うさぎを演じる三石を絶賛した。

(C)武内直子・PNP/劇場版「美少女戦士セーラームーン Cosmos」製作委員会

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シリーズの大ファンを公言する水樹、幼い頃にごっこ遊びをして育った早見、本作の出演が決まってからハマったという佐倉は、それぞれに主人公であるエターナルセーラームーン/うさぎへの思いを明かす。水樹は「完璧じゃないから自分の限界を知らない、限界を超えられる可能性に満ちたキャラクターだと、改めて感じました。最後の一歩を踏み出すところを自分でやってのけるうさぎちゃんはすごい!」、早見は「子どもの頃には気づかなかった、うさぎちゃんの中にある、広くて深い愛の存在がすごいです。『どんな私も私なの。そんな私にしかできないことがある』というセリフを、今この時代に聞けることに、感謝の想いでいっぱいになります」、佐倉は「私は『Cosmos』の台本を読んでから第1話に戻ったので、初期のうさぎちゃんがあまりにも普通の女の子だというギャップに驚きました。今作では、守らないといけないという境遇のなかでの、変化や成長を感じました」と各々熱弁した。

(C)武内直子・PNP/劇場版「美少女戦士セーラームーン Cosmos」製作委員会

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また林原も自身が演じたギャラクシアとの対比により、エターナルセーラームーン/うさぎの強さに言及。「ギャラクシアは“金”という威圧的な色をまとい、そこにあたる光は誰のためにも使わず、自分だけを光らせている。“金”というものが、いかに他人に見せびらかすもののひとつだったかということを、“金”の上の色である“白”をまとったうさぎを見て、知りました」と語った。

三石自身は「助けられて強くなる普通の女の子というところが好きです。うさぎちゃんは、その場その場で大事なものをしっかり選び取っていける強さがあります」とコメント。高橋監督も「どんな困難でも、立ち上がって前に進んでいくことがいかに重要か、大人になってからわかります。うさぎちゃんだったら立ち向かっていける、うさぎちゃんがいないとセーラームーンじゃない、と必ず思えるところが魅力です」と三石の言葉にうなずいた。

(C)武内直子・PNP/劇場版「美少女戦士セーラームーン Cosmos」製作委員会

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最後は三石が「パワフルな演者さん、愛のある監督に作っていただいたこの作品に参加できて、本当に嬉しく思っています。最終章の幕開け、ひとつずつ終わりに近づいているので寂しくもありますが、充実感を伴っていて、とても素敵な時間を過ごせました。エネルギーが渦巻いているこの劇場から、世界中に愛と正義が届いたら良いなと思います」と祈願し、「後編まで応援してくれないと、月にかわって おしおきよ!」とおなじみの決めゼリフで舞台挨拶の幕を引いた。

「劇場版『美少女戦士セーラームーン Cosmos』前編」は公開中。「後編」は6月30日全国ロードショー。

イベント情報・チケット情報

劇場版「美少女戦士セーラームーンCosmos」《前編》公開記念舞台挨拶 1
開催日
2023年6月10日(土)
時間
11:40開始
場所
丸の内TOEI(東京都)
出演
三石琴乃, 林原めぐみ, 水樹奈々, …

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