「異世界ゆるり紀行」24年にTVアニメ化　双子役の鈴木愛奈と花井美春は実の姉妹

(C)水無月静琉・アルファポリス／異世界ゆるり紀行製作委員会

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ライトノベル「異世界ゆるり紀行 ～子育てしながら冒険者します～」（アルファポリス刊）が2024年にテレビアニメ化されることが決定した。鈴木愛奈と花井美春が出演する。

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原作は、第9回アルファポリスファンタジー小説大賞で「特別賞」を受賞し、発行部数110万部を突破（漫画・電子含む）する人気作。神様のミスによって命を落とし、異世界エーテルディアに転生した主人公の茅野巧（タクミ）は、森の中で身寄りのない双子の子供アレンとエレナと出会う。巧は2人の親代わりになって成長を見守りながら、冒険者としてのんびり活動していく。

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鈴木が双子の男の子・アレン役を担当。花井が女の子・エレナ役を務める。今回の双子役での出演決定にともない、鈴木と花井が北海道・千歳市出身の実の姉妹であることも公表された。

監督は「勇者パーティーを追放されたビーストテイマー、最強種の猫耳少女と出会う」の濁川敦が担当。制作スタジオは同作で濁川監督とタッグを組んだEMTスクエアードで、ビー・バードが制作協力として参加する。

キャスト、原作者の水無月静琉氏からのコメント全文は以下のとおり。

【鈴木愛奈（アレン役）】

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2人はそれぞれ個々で声優としてこれまで頑張ってきたのですが、私たちが姉妹であるということをいつか皆さんに知ってもらいたいなと思っていました。そしてついに今回「異世界ゆるり紀行」で2人そろって大きな役をやらせて頂くというこのタイミングで発表できるのがとてもうれしいです。
これまでもいくつかの作品で共演はしてきましたが、こうしてきょうだいを演じるのは初めてです。私たちにとっても大事な記念すべき作品となりますので、ぜひご覧頂く皆さんにも楽しんでいただきたいです。

【花井美春（エレナ役）】

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ずっと前から姉が声優・アニソンシンガーを目指しいろんなオーディションに立ち向かっていく様子を応援していましたし、その姿を尊敬していました。その影響もあって私も声優の道を志すようになり、こうして2人そろって大きな役を演じることができてとても幸せです。
姉妹ならではの関係性を活かして、収録をする際は気になるところなどは電話で相談したりしながら役作りをしていきました。姉妹2人の息のそろった演技をご覧いただければ幸いです。

【水無月静琉（原作者）】
「異世界ゆるり紀行」をアニメ化していただき、大変ありがたいと思っています。
この作品は、読んだ方が微笑ましい気持ちになってもらいたいと思い書いたものです。
そのなかでも、何かと同じ言動をする双子の子供という難しいだろう役を鈴木さん、花井さんが息ぴったりに、とても可愛く演じてくれました。可愛すぎてずっと聞いていたかったくらいです。
他の声優さんや制作に関わってくれたスタッフさんのおかげで、より良い作品にしていただいたことをうれしく思います。
アニメの放送を楽しみにしていてください！

【みずなともみ（コミカライズ）】
「異世界ゆるり紀行」アニメ化おめでとうございます～！
タクミやアレン、エレナたちみんなが動いてしゃべって、BGMが付いたり、背景や演出などなど……本当にいろいろ楽しみです。
双子役の鈴木さん、花井さんはリアルでもご姉妹だそうで、息ぴったりな「うにゅー」がとてもかわいいです！
アニメともども、コミカライズの方も引き続き楽しんでいただけるようがんばります！