2024年5月4日（土）12:00
「ヒロアカ」連載10周年で実写ショートフィルム公開 「ヒロアカ」とともに成長した兄弟を描く
「僕のヒーローアカデミア」連載10周年を記念し、実写ショートフィルム「僕のヒーローアカデミア10周年記念ショートフィルム『Succession』」が公開された。
原作は、「週刊少年ジャンプ」（集英社刊）で連載中の堀越耕平氏によるヒーローアクション漫画。誰もが「個性」と呼ばれる特殊能力に目覚めた世界を舞台に、ナンバーワンヒーローのオールマイトから特殊な個性「ワン・フォーオール」を受け継いだ主人公・緑谷出久（デク）が仲間たちとともに、個性を悪用する「敵（ヴィラン）」と戦いながら、最高のヒーローへと成長していく姿を描く。アニメ版は2016年放送のテレビシリーズ第1期から始まり、アニメシリーズ8周年を迎えた今年5月4日からは第7期がスタート。今年8月には劇場版最新作「僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ユアネクスト」の公開も控えている。
「Succession」は、テレビアニメ版を放送する読売テレビのアニメーションセンターと、東京ドラマ部がコラボレーションして制作。監督および脚本は読売テレビ東京ドラマ部の福田浩之が務め、音楽はアニメシリーズの林ゆうきが担当。主人公のハルト役を城桧吏、幼少時代のハルト役を柊木陽太が演じている。
映像は約12分で、弟カイトが生まれた10歳のハルトにある思いがよぎり、ある行動を行うシーンからスタート。不安な時、試合に負けた時、彼女に振られた時など、彼の10年の成長のそばにはいつも「ヒロアカ」があり、いろいろなことを経験していく。そして、ひとり暮らしを始めるハルトを寂しさから追いかけ、道路に座り込んでしまったカイトに、原作でも屈指の名シーンであるオールマイトがデクにかけた「君はヒーローになれる」と勇気づけるシーンで締めくくられている。なお、エンドロールでは、原作およびアニメシリーズの名シーンも散りばめられている。
城、柊木からのコメント全文は以下のとおり。
【城桧吏（ハルト役）】
この度、「僕のヒーローアカデミア」10周年記念ショートフィルムでハルト役を演じさせて頂きました。城桧吏です！
現在放送されている「ヒロアカ」も観ていますし、僕が好きな漫画の企画に携わることができて、とても嬉しく思っています。
何度失敗しても何度辛いことがあっても、それに立ち向かっていく心の強さをどう表現できるのかを大切にしました。
この作品には、「ヒロアカ」の名言や心に刺さる言葉などがたくさん出てきて、とても勇気
をもらえる内容になっていると思います。
「Succession」是非たくさんの方に観て頂きたいです！
【柊木陽太（幼少時代のハルト役）】
「僕のヒーローアカデミア」連載10周年記念という特別な節目の作品に関わらせていただきとても嬉しいです。
撮影前にマンガを読み、“無個性”の緑谷出久の「“個性”のない人間でもあなたみたいになれますか？」という言葉がすごく印象的でした。
周りからできないだろうと言われても、憧れを追いかけて努力をしようとする姿がとてもかっこいいなと思いました。
僕は演じるにあたって、そのかっこよさをハルトの心の中に入れてお芝居をしました。
ハルトがショックを受けたときや怖いときなど、様々な物事に対して自分を自分で奮い立たせて必死に頑張る姿が伝わるように、ハルトを見て自分も頑張ろうと誰かが思うきっかけになればいいなと思いながら演じました。
また城桧吏さんの中学生期を演じられるということも個人的に嬉しかったです。
ぜひ多くの方に見ていただきたいです。
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