スマートフォン用ページはこちら
ホーム > ニュース総合 > 特集・コラム > ひな基地に是非とも置いておきたい!A応P工藤的注目アニメ > 【A応P工藤的注目アニメ】第2回 アニメ好きにやさしい「超可動ガール1/6」

特集・コラム 2019年7月27日(土)19:00

【A応P工藤的注目アニメ】第2回 アニメ好きにやさしい「超可動ガール1/6」

イメージを拡大

こんにちは、梅雨が明けるとそろそろラベンダーの見頃がやってまいりますね。アニメを応援する活動を行なっています、A応Pのラベンダー色担当、工藤ひなきです! コラム第2回も工藤的視点でアニメのお話を綴ります。

突然ですが、みなさんは大好きなアニメ作品に登場するキャラクターのフィギュアを買ったことはありますか? お部屋に飾ったり、箱のまま大切にしたり、旅行先に連れて行ったり……。私もアニメが大好きなオタクなので、よく好きなキャラクターのフィギュアを綺麗に並べて眺めています! みなさんはもしも、そんな愛すべきフィギュアが突如動き出したらどうしますか? 今回は、フィギュアを買ったことがある方にはぜひ観ていただきたい、アニメ好きの夢がつまった作品「超可動ガール1/6」をご紹介します!

今年の4月、双葉社からコミックが発売中のöYSTER先生の漫画、「超可動ガール1/6」が満を持してのアニメ化。双葉社作品のアニメ枠「ふたばにめ」で放送されていた作品で、毎話内容がギュギュギュッと凝縮された満足度が高いショートアニメです! 社会人オタク・房伊田春人が購入したキャラクターフィギュア「ノーナ」が、動き出すという夢いっぱいの美少女フィギュアと人間ラブコメディであり、2話目でふたりが「夫婦」になるという超ハイスピード展開も楽しさのひとつです。
 アニメには、魅力的なフィギュアがたくさん登場します。ヒロインのノーナ以外にも、ゲームキャラクターの勇者ベルノアや、過去の名作が現代風美少女にリメイクされたクサビちゃんなど、1/6スケール(約25センチ)のヒロインが現実世界で生きている姿が可愛いのです。

しかし、この作品の注目ポイントはフィギュアだけではありません。最大の魅力……それは、登場する人間が全て生粋のオタクであるということです!!! 主人公の春人は二次元にしか興味がないというオタク。1話冒頭、春人の登場シーンでは、電話の相手に二次元キャラへの愛を熱く伝える彼の姿に、アニメ好きなら共感すること間違いなし! 早々に主人公への信頼度はMAXになります。さらに、春人の身に次々と起こる不思議な現象は、アニメ好きが一度は夢みるものばかり。春人に感情移入をして、自分の視点でアニメを観ることにより、非現実的な物語をまるで実体験として楽しむことができます。

アダム・スミスさんやデイビッド・ヒュームさんの理論によると、相互共感の中で当事者の感情と自身の感情が共通することで(感情移入することで)、喜びが生まれるそうです。キャラクターに共感できる作品というのは、それだけで楽しく感じられるのですね。そのため、共感できることは日常コメディ系作品では重要な要素であり、魅力であると私は考えています。様々な日常ラブコメディの中で、憧れや同情などではなく、真に感情移入できる作品はとても貴重で「こんな展開あるある!」と思わずにはいられません。だからこそ「超可動ガール1/6」は“アニメオタク”を惹きつけてやまないのです!

オタクあるあるが全話にわたってちりばめられていて、他人事とは思えない“こそばゆさ”がたまりません。主人公の行動(読み込んでいる設定資料やプレーヤーがないのに4Kリマスターボックスを買っているところや、作品のキャッチコピーやアニメの最後にあるミニコーナーのセリフを覚えるところなど)が、観ていて恥ずかしいくらい共感できます! 主人公・春人をはじめ、妹のミコトちゃんや友人の冠成次郎もアニメオタクで、それぞれアニメ好きなら共感できる点があり、毎話とても楽しいです‼  オタク特有の好きなものの話題になると途端に早口になり、話が止まらなくなるテンポのよさは爽快です(工藤はどちらかというと早口ではなく、声が大きくなるタイプですが)。

そんな「超可動ガール1/6」は、A応Pがオープニング楽曲を担当していますので、ぜひ観てください! 楽曲はフィギュアの女の子に“感情移入”して聴いていただける1曲になっています。世界観に寄り添った曲になっていますので、アニメとあわせて聴いてください。

ここまで読んでいただきありがとうございます。

工藤 ひなき

ひな基地に是非とも置いておきたい!A応P工藤的注目アニメ

[筆者紹介]
工藤 ひなき(クドウ ヒナキ)
A応Pのラベンダー担当、ミステリアスで少し切ないダークファンタジーアニメが好き。2017年5月より候補生として活動、2018年3月にA応Pの正規メンバーに昇格。アニメ鑑賞のほかに読書・ホラー&謎解きゲームが趣味。

作品情報

超可動ガール1/6

超可動ガール1/6 16

三次元(現実)の女性に興味が無い硬派なオタク、房伊田春人。ある日、大好きなアニメのヒロイン・ノーナの美少女フィギュアを購入したが、突然フィギュアのはずのノーナが動き出した!一人と一機(?)のドタ...

2019春アニメ 作品情報TOP イベント一覧

特集コラム・注目情報

イベント情報・チケット情報

イベントカレンダーへ

  • 今日の番組
  • 新着イベント
  • 登録イベント

Check-inしたアニメのみ表示されます。登録したアニメはチケット発売前日やイベント前日にアラートが届きます。