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インタビュー 2015年1月14日(水)13:07

「デュラララ!!×2」特集!竜ヶ峰帝人役・豊永利行インタビュー

「デュラララ!!×2承」メインビジュアル

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(C)2014 成田良悟/KADOKAWA アスキー・メディアワークス 刊/池袋ダラーズ

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1月から放送がスタートする「デュラララ!!×2 承」。2010年に放送され絶大な支持を集めた人気シリーズ待望の第2期ということで、その注目度は非常に高い。今回は、主人公である竜ヶ峰帝人(りゅうがみねみかど)役を演じる豊永利行氏にインタビューを敢行。当日は彼のメジャーデビューシングル「Reason…」の発売を記念したお渡し会の直前ということで、「デュラララ!!」の出演声優としてだけではなく、音楽アーティストとしての氏の活動についても詳しくお話をうかがった。

――メジャーデビューおめでとうございます! 本日は「デュラララ!!×2 承」についてのお話をうかがっていきますが、「デュラララ!!」ファンのみなさんも、豊永さんのメジャーデビューに注目していますので、まずはそちらについてのお話をうかがわせていただきます。周囲の反響はどうでした?
豊永:実は2013年からインディーズでライブなどの音楽活動を行っていたので、ファンのみなさんは「ついにメジャーデビューか!」と祝福の声をくださっていますね。同じアニメで共演している役者仲間のみんな――「おめでとう」って面と向かって言うのが照れくさいくらい近い人たち――も、PVの真似をして茶化してくれたりしました(笑)。そういった愛情のぶつけ方をしていただいているので、とても恵まれているなと実感しています。

――本日のお渡し会は、ここアニメイト池袋本店が会場ですが、ファン層はやはり女性が多いのでしょうか?
豊永:そうですね。でも、最近は僕がラジオなどで包み隠さずに話をしているからなのか、少しずつ男性ファンの方も増えてくれていて、とても嬉しいですね。性別を問わずに応援していただけるようになっていきたい、というのが最近の目標です。

――メジャーデビュー曲「Reason…」は、どのような思いで作られた曲なのでしょうか?
豊永:「Reason…」は1月29日に発売になるゲーム「デュラララ!! Relay」の主題歌なので、昭和生まれの人間としては昔ながらの“作品のためだけに作られた主題歌”を目指しています。といっても時節や流行に遅れない程度に、自分の中の“ザ・アニメ主題歌”を表現してみました。「デュラララ!!」という作品自体が、池袋を舞台としてハードボイルドでワイルドなイメージを盛り込みながらも、どこか昭和臭さや懐かしさを感じさせるので、そことうまく調和させられたらいいなと。今までは書いたことのないタイプの曲だったので、僕にとっては挑戦でしたね。
またタイアップさせていただけるのであれば、これからも作品に沿った曲を書いていきたいですね。

――インディーズとメジャーの違いは、何か感じましたか?
豊永:インディーズは全部自分たちでやっていくという手作り感がありますね。それに対して、メジャーは、色んな意味でとても守ってもらっているんじゃないかと思います。守るためには囲いが必要となるので、その分自由度は減ってしまうのかな・・・と。ただ今回の「Reason…」については、アニプレックスさんが僕のやりたいことを尊重してくださったので、「意外とインディーズとメジャーの差ってないのかな」って感じています。なので、一番の違いは宣伝力かな(笑)。もしかすると今回は特別枠なのかもしれませんが、これが続いていくのなら、こんなに幸せなことはありませんね。

――聖辺ルリ(CV:藤田 咲)が歌う「デュラララ!!×2 承」の挿入歌「little world」の作詞・作曲・プロデュースも、豊永さんが手がけることが発表されましたね。やはり自分が歌う曲を作るときとは勝手が違うものですか?
豊永:単純に、僕と藤田 咲ちゃんでは出せる声のキーが違いますからね。第1期でも藤田咲ちゃんは挿入歌を歌っていたので、それを資料としていただいて、咲ちゃんに合う曲はどういったものなのか、と研究をしました。
「little world」は、楽曲に制作サイドからの要望を反映したりしました。ただ、最初にいただいたオーダーは「アイドルなんだけど、アイドルっぽくしたくない。でもファンタジックで、かつ闇の見える部分も欲しい。そのうえで、アイドルであるという軸はブレさせないで」というものでした。思わず、「もう一回言っていただけますか?」って聞き返してしまいましたよ(笑)。椎名林檎さんや東京事変さんにアイドル要素を加えたようなイメージ、と言ってもらってはじめて「そういうことか!」と腑に落ちましたね。

人に楽曲を提供するときは、その方が歌うことを想像して書くので、そこが一番自分の曲を作る時と異なります。「出てきたものをそのまま書くことができない」ので、試行錯誤しながらイメージをすり寄せていきました。

――今後も、ご自身以外の方に曲を提供していきたいと思いますか?
豊永:やらせていただけるなら、ぜひ! 自分が書いた曲でも「俺が歌う曲じゃないな」というのが生まれることがあるんです。これは女性に歌ってもらいたい、とか。そうした際に、性別の垣根が取り払えると、僕としてはとても嬉しいですね。

今回、咲ちゃんが歌いあげた「little world」を聴いたときにはすごくこっ恥ずかしかったんです。でも、咲ちゃんが聖辺ルリとして軽やかに綺麗に歌いあげてくださっていたので……。なんて言えばいいんでしょう、初恋に似たような不思議な感覚でした。自分が書いている日記を、同級生の女の子に見られてしまったような気恥ずかしさに似ているのかもしれません(笑)。

――ああ~(笑)。それでは、「デュラララ!!×2 承」のお話しを聴かせていただきたいと思います。第1期は2010年に放送されましたが、それから4年の歳月を経ての新シリーズについて、どのように感じられましたか?
豊永:当時26歳だった僕も30歳になってしまいましたので、当時の(竜ヶ峰)帝人くんのフレッシュさを再現できるのかな、という戸惑いがありました。一方で、この4年間で僕が培ってきたものをどう活かせるのかなという楽しみもありましたね。「がんばるぞ!」という意気込みと、「がんばりすぎて帝人くんじゃなくなったらどうしよう」という不安がないまぜになった、複雑な心境でしたね。
 実際、収録のとき大森監督に「今の帝人、老けていたのでもう一回」と言われたこともありました。やっぱり老けちゃったんだなって(笑)。今まで言われたことがなかったので、そこがこれまでと一番違うところですね。失われてしまったフレッシュさをテクニックや経験で補っていく、という挑戦をしています。

作品情報

デュラララ!!×2 承

デュラララ!!×2 承 13

池袋の街を巻き込んだ抗争から半年――。街は平穏を取り戻し、変わらぬ日常を過ごしていた。高校生は青春を謳歌し、池袋最凶は仕事に勤しみ、情報屋は新たな画策に心躍らせ、都市伝説・首なしライダーは街を駆...

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