2015年7月5日（日）18:07

Trident渕上舞、沼倉愛美、山村響インタビュー！劇場版Blu-ray特典の1stライブを見て再び涙 (2)

「Trident 1st LIVE “Blue Snow” 2015.3.22」の様子

(C)Ark Performance／少年画報社・アルペジオパートナーズ

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――Tridentのライブパフォーマンスは、Zepp Tokyoでのイベントが出発点でした。当時から見て、今の自分の“ここが成長した”という実感はありますか？
沼倉：Zeppのときよりユニットとしての力を見せる、ということを意識していました。「アルペジオ」という作品あってのTridentなので、各々が演じるキャラクターを感じていただきたいというのはもちろんですが、私たち自身の存在ももっと感じ取ってもらえれば……と考えて臨みましたね、今回は。

山村：最初のぎこちなさや緊張感を考えると、このライブでの「ブルー・フィールド」の安定感は信じられません（笑）。それぞれの体にすっかり染み付いてしまっています。

沼倉：「超余裕！」な顔だったよね。その後の「Sentimental Blue」は必死な感じだったけど（笑）。

山村：「ブルー・フィールド」は、ずっとみんなで歌ってきたので、3人の距離感なんかも詰まった1曲になってるんです。それぞれの立ち位置……「ありのままでいいんだな」ということがわかってきたので、1年以上の活動を経た、このタイミングで1stライブを開催できたことは、とてもよかったですね。

渕上：ライブでも言ったことですが、私はダンスが苦手で、ずっと避けて通ってきたんです。それが「ブルー・フィールド」で直面することになってしまって……。最初は、マネージャーさんが「各所に謝らなきゃ」って言い出すくらいのありさまだったんです。そんなだった私が、舞浜アンフィシアターという、とても大きなステージで楽しそうにしているのを見て、少なからず成長できたのかな、と実感しています。
ただ「とてもいいライブにできた」「すごくステキな映像にできた」という自信はありますが、こうして改めて見返してみると、「もっとこうしたらよかったな」と思うところも出てきますね。9月の2Daysは、今回の反省を活かして、よりよいステージをお送りしたいです。

Tridentファーストライブ「Blue Snow」完成記念試写会の様子

(C)Ark Performance／少年画報社・アルペジオパートナーズ

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――では、その2ndライブ2Daysに向けての意気込みをお聞かせいただけますか？
山村：2Daysということがまず驚きです（笑）。
私にとっては初めての経験なので、本当にドキドキなんですが、私たちが楽しまないことには、お客さんにも楽しんでいただけないと思います。まずは自分たちが楽しめるようにしたいですね。
2日間という時間があれば、これまでにできなかったことも実現できると思います。たとえば、これは勝手な妄想なのですが「この人とこの人がこの曲を歌うの!?」といった意外な組み合わせなど、これまで見せられなかったTridentの新しい一面をお見せできればいいなと考えています。
1stライブは、私にもたくさんの反省点がありました。当面は、2Daysを私が登る山の頂点として、そこに向けての日々をしっかり歩いていきたいと思っています。ぜひ応援、よろしくお願いします！

沼倉：品川ステラボールは、出演者としては初めて行く会場なので、どんな景色が見えるのか、とても楽しみです。ライブって、会場の隅々……後ろの席の人たちまで巻き込んだ空気を作れるかどうかが、すごく大事だと思うんです。もし、それができれば、来てくださるみなさんに、もっとたくさんのことを伝えられるんじゃないかと考えています。
1stライブのMCで“次のこと”は話していたんですが、実は、その時には2Daysのことは知らされてなかったんです。ステージが終わった直後に「次もあるよ」って聞かされて。思わず「何だそれー！　早いな!!」って言ってしまったくらい、Tridentの活動って、怒涛の展開なんですよね（笑）。短期間で、こんなにたくさんの経験をさせていただいて、それに追いつくように自分たちも成長を重ねていって……。これまで、Tridentにはそれができてきたので、きっとどんな壁が立ちふさがっていても超えていけると信じています。

渕上：私は個人としてアーティストデビューしているわけではなく、作品やキャラクターに支えられて、Tridentとして活躍しています。でも、もしアーティストとして活動していたとしても、こんなに大きな会場で歌わせていただいて、しかも2ndライブが2Daysなんて、なかなか体験できることではありませんよね。
昔の自分から見れば、ステージの真ん中で一人で歌っている姿なんて、まったく想像できませんでした。それが2Daysとなると、どれくらい大変なことなのか、考えもつきません。これが最後の大舞台になるのか、あるいは今後何度も経験させていただくことになるのかはわかりませんが、悔いのないように全力で臨みたいと思っています。
個人的な課題としては、笑顔でステージに立ちたいなと思っています。1stライブでは泣いてしまったということもありますが、映像を見返したら、終始悲しそうな顔をしていたんです。眉間にしわが寄っていて……（苦笑）。

沼倉：せつなげね、せ・つ・な・げ（笑）！

山村：ちゃんと笑ってたよ！（笑）　曲の時は、せつなくしていて、ステキだった。

渕上：そうかな、そう!?　今度は笑顔でがんばりたいです（笑）。

――本日はありがとうございました！