「朗読劇 PSYCHO-PASS サイコパス」公演の成功に花澤香菜＆関智一も満足　Blu-rayは11月発売

「朗読劇 PSYCHO-PASS サイコパス ‐ALL STAR REALACT‐」に出演した関智一(左)と花澤香菜(右)

(C)サイコパス製作委員会

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オリジナルアニメーションシリーズ「PSYCHO-PASS サイコパス」のスペシャルイベント「朗読劇 PSYCHO-PASS サイコパス ‐ALL STAR REALACT‐」が、7月19日に東京・恵比寿ガーデンホールで開催された。

常守朱役の花澤香菜、狡噛慎也役の関智一、宜野座伸元役の野島健児ほか、有本欽隆、石田彰、伊藤静、沢城みゆき、佐倉綾音、藤原啓治、櫻井孝宏、山路和弘らが登壇。さらに、サプライズとして東地宏樹も駆けつけ、アニメ「PSYCHO-PASS サイコパス」で公安局のメンバーを演じたキャスト12名が再集結した。さらに、劇場版でゲリラを演じた木村昴と利根健太郎、朗読劇オリジナルキャラクター・唐鍬谷千一（とうがだにせんいち）役の増田俊樹を加え、TVシリーズ第2期「PSYCHO-PASS2」と「劇場版 PSYCHO-PASS サイコパス」のミッシングリンクとなるオリジナルストーリーが、朗読劇として上演された。

ストーリーは、TVシリーズ第1期と劇場版で虚淵玄とともに脚本を担当した深見真と、ゲーム「PSYCHO-PASS サイコパス 選択なき幸福」の茗荷屋甚六による書きおろし共同脚本。

鹿矛囲桐斗による透明人間事件解決後、連続通り魔事件の捜査にあたった朱は、被害者の記憶の中に狡噛と、縢秀星の姿を見出し、罠と知りつつもかつての仲間を追うことに。一方、槙島聖護殺害後、東南アジア・SEAUnを訪れた狡噛は、ゲリラに肩入れする中で思わぬ危機に遭遇する。そして、それら平行して進行する事件がやがて交錯していく、といった筋書きだ。

来場者に配布された発光するブレスレットを用いた演出や、昼夜それぞれの会でラストの展開が変わるなどの試みも盛り込まれ、観客を大いに楽しませた。

公演を終えた花澤は「キャストのみなさんといっしょに、シリアスで、心が動かされるお話をしっかり演じられたこと、会場のみなさんが真剣に聴いてくださったことが本当に嬉しい」と感激を伝え、関は「これまでのキャラクターがほぼ登場する、お祭りのような要素とストーリー性が共存したスキのない作品。TVシリーズ第1期で狡噛が失踪してから、劇場版で再登場するまでの空白の時間が描かれており、演じていてとてもおもしろかった」とストーリーを絶賛した。

なお、約2時間におよぶ本公演の模様を収録したBlu-rayのリリースも決定。11月18日に5,800円で発売される。特典として三方背BOXのほか、「朗読劇 PSYCHO-PASS サイコパス」シナリオブック完全版が付属する。