2015年8月13日(木)20:00
ロボットアニメの巨匠・大河原邦男40年の歴史を振り返る展覧会が開催
大河原邦男氏
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「タイムボカンシリーズ ヤッターマン」や「機動戦士ガンダム」「装甲騎兵ボトムズ」など、数々のロボットデザインを手がけた大河原邦男の展覧会「メカニックデザイナー 大河原邦男展」が8月8日から9月27日まで開催されている。その記者会見が8月7日に、会場となる東京・上野の森美術館で行われた。
本展覧会では、大河原の描いたイラストや設定資料、描き下ろしの作品を約500点展示。40年以上に渡る大河原の活動の歴史や、実際の作業風景なども見られる。また、会場受付でレンタルできる音声ガイド(600円)を使用すると、声優の保志総一朗と小松未可子によるナビゲートで、大河原が携わった作品の数々に関する解説が聞ける。
会見には、大河原、保志、小松に加え、本展の監修者である五十嵐浩司と、大河原のアトリエがある稲城市の公式イメージキャラクター・稲城なしのすけが登壇した。
「鉄の惑星 ランディフォース Metal Jacket's Squadron」展示
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大河原は「40年以上描いてきた中で、個人の展覧会を開いていただけてとても光栄」と感慨を伝え、五十嵐は、今回の展覧会では、本邦初公開の原画が多数展示されていることに言及。中でも、2002年に世界情勢の都合で制作中止となった「鉄の惑星 ランディフォース Metal Jacket's Squadron」や、1981年に劇場上映された「ドラえもん のび太の宇宙開拓史」の原画が見どころであるとアピールした。保志と小松は「ナビゲーターの収録で大河原さんの新たな一面を知り、今回の展覧会にお力添えできてよかった」と喜んでいた。
なお、本展覧会の物販コーナーには、限定商品「MG 1/100 ストライクフリーダムガンダム メカニックデザイナー 大河原邦男展Ver.」6480円(税込み)ほか、「ヤクト ダグラム メカニックデザイナー 大河原邦男展Ver.」3889円(税抜き)など、さまざまなグッズが並ぶ。入場料は一般1500円、高大生1200円、小中生500円。団体(※20名以上)料金は200円引。
また、特別イベントとして、8月22日と9月12日の各日13:00と15:00には、上野の森美術館特設会場でサイン会が行われる。このほか、8月29日には、東京都美術館講堂で大河原と「ファイブスター物語」で知られるアーティストで作家の永野護を招いたトークショーを開催。30日にも同様のトークショーが予定されており、「機動戦士ガンダムSEED」で監督を務めた福田己津央と保志が登壇する。どちらも事前申込み制で8月14日24:00まで特設サイトで受付中。
イベント情報・チケット情報
- 「メカニックデザイナー 大河原邦男展」開催記念トークショー
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- 開催日
- 2015年8月29日(土)
- 時間
- 14:00開始
- 場所
- 東京都美術館 講堂(東京都)
- 出演
- 大河原邦男, 永野護
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