「ガルパン」ファンイベントで実物を忠実に再現したⅣ号戦車D型改（H型仕様）が秋葉原に登場

(C)GIRLS und PANZER Projekt Ⅳ号戦車日本上陸作戦実行委員会

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「ガールズ＆パンツァー」シリーズ最新作「ガールズ＆パンツァー 劇場版」の上映を記念して、東京・ベルサール秋葉原で8月29日にファンイベント「ガールズ＆パンツァーⅣ号戦車日本上陸作戦です！」が催された。

「ガールズ＆パンツァー」は2012年に放送されたテレビアニメ。女性の伝統武芸として、戦車を操って戦う“戦車道”が普及した日本を舞台に、主人公・西住みほら、大洗女子学園・あんこうチームの活躍を描く。

本イベントでは、劇中で主人公の西住みほが所属する大洗女子学園のあんこうチームが、因縁の相手である黒森峰女学園との決戦に使用した「Ⅳ号戦車D型改（H型仕様）」のレプリカが初展示された。こちらは今回のために、実写映画に用いる道具の制作を得意とするニュージーランドのWeta Workshop Limitedに特注し、実物を忠実に再現したもの。

Ⅳ号戦車お披露目セレモニーのほか、会場ではトークショーや豪華景品が当たるスタンプラリー、射的や輪投げといったミニゲームからギャラリーコーナーまで、多彩な催しが。なかでも「ガールズ＆パンツァー」のプロデューサーを務める杉山潔と、ミリタリー系のオンラインゲームを手がけるWargaming Japanの宮永忠将によるスペシャルトーク「戦車入門講座」には、多くのファンが詰めかけた。「Ⅳ号戦車は正統派ヒーローメカだ」というテーマのもと、その理由として優秀なサバイバビリティを備えていることや、改良されるごとに性能が向上していく成長性などを挙げ、戦車に詳しいふたりならではのマニアックなトークを展開した。

主人公・みほ役の渕上舞と、アヒルさんチームの佐々木あけびを演じる中村桜もビデオレターで参加。中村は、秋葉原にⅣ号戦車が来たことに驚き、スタッフの無謀さにツッコミを入れて、会場の笑いを誘った。 渕上は、Ⅳ号戦車の上に仁王立ちして写真を撮りたいと話した。劇場版については、キービジュアルのみほが不安げな表情を浮かべていることに触れ、これまでにないようなシリアスなストーリーになるのではないかと予想。最後はハッピーエンドにしてほしい、とも。

ステージでは、劇中で使用された「あんこう音頭」のライブも行なわれ、あんこうを模したピンク色の全身タイツに身を包んだ歌手の佐咲紗花が登壇。サプライズ発表会では、パチスロ「ガールズ＆パンツァー」が今秋に登場することも明らかとなった。