2015年9月9日(水)08:00
作品から飛び出したイヤホンズを感じてもらいたい……「それが声優!」イヤホンズインタビュー ユニット編 (2)
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――2種類が同時発売されたCDのうち“それが声優! 盤”には、3曲めの「背中のWING」が収録されていますね。こちらはどういった曲なのでしょうか?
高橋:私、この曲だーーーーーーい好きなんです!!
高野:収録のときに(高橋が)ひとりだけ号泣していたんですよ!
高橋:この曲は「それが声優!」のような、底抜けに明るいものではなくて「一歩、また一歩前に、明るく“務めるように”がんばろう」という曲で、「今の私たちにできることを精一杯やろう」という想いが詰め込まれています。今の私たちに本当にピッタリの歌詞で、歌い終わったときに「私たちが演じているキャラクターが、私たちの背中を押してくれている」と感じられたんです。「背中を押したいという思いを込めて歌った双葉に、私が背中を押される」っていう……。
長久:また泣きそうになってる(笑)!
高橋:本当に心情にグッと来たんです。ぜひ聴いていただきたい……のですが、もう一方の“イヤホンズ盤”には、「それが声優!」のミュージックビデオDVDが付属しているので、ぜひ両方ともチェックしていただければ嬉しいです(笑)。
長久:宣伝ありがとう!
高野:この流れだと終わっちゃうよ! 私たちも「背中のWING」についての感想を言わないと!!
長久:「背中のWING」では、3人の友情が描かれています。「新人声優としての悩みや、今の気持ち、お互いにわかるよね」という……いちごちゃんが「ひとりじゃないんだ」ということを感じさせてくれる曲なんです。お互いに頼り頼られという、演じる私たち3人の今の関係性に通じるところもありますね。
いちごちゃんと鈴ちゃんの担当パートには、音の高低差がとても激しく「かけあいでやるのかな?」と思っていたら「ひとりで歌うところです」と言われたところがあるので、そこはぜひ聴いていただきたいです。また、双葉ちゃんと鈴ちゃんがハモりに初挑戦しているので、そちらも聴きどころですね。いちごちゃんは「聴いて聴いて!」って自分が前に出ていきそうなので、ハモりはありません(笑)。
高野:みんなに元気を与える曲というよりは「みんなで高めあっていこう」「励ましあって一緒に乗り越えていこう」という曲なんです。「みんなでがんばろう」と思える1曲になっているので、聴いていただいた方にも共感していただけるとうれしいです。
――先ほどミュージックビデオの話題が出ましたね。撮影はいかがでしたか?
長久:私は今回が初めてのMV撮影だったんです。長丁場になるということは先輩から聞いていたんですが、実際に、朝8時に集合して、夜中の12時くらいまでかかってしまいましたね。でも、メイキングを見ていただくとわかると思いますが、みんな最後まで元気でした。ずっとアドレナリンが出ていたみたいです(笑)。なんだっけ……イエローバック?
高橋:黄色くなかったでしょ!? 思いっきり緑だったでしょ!
高野:グリーンバック! イエローバックだったら双葉が消えちゃうよ!!
長久:その、グリーンバックで撮影したのも初めてでしたね(笑)。キャンディーをいろいろなところに散りばめた、とてもかわいらしいシーンや、決めポーズを写真に撮ってもらうシーンなど、さまざまな場面を撮影しました。
高野:「どこにこれが使われるんだろう?」って話していました。カッコイイ決めポーズなんて初めてだったので「これがMVに必要なの!?」ってビックリしましたね。
高橋:アニメのカッコイイ決めポーズをマネしたんですよ。中には「人間技じゃないよ!」というものもありました。3次元を2次元に落としこむので、普段使わない筋肉を使いましたね(笑)。
高野:私はパンチするポーズがあったので、にへにへしないように顔の表情筋もキリッと引き締めて「これから戦うんだ!」っていうクールさを演出しました。
高橋:私は“美しく”「バッ!」っていうポーズだったので、艶っぽさと強さを意識しました。いちご(長久)は特に力強さが強調されていたような……。
長久:2回も「うおおおおおおおお!」っていう、オーラを放出するようなポーズがあったんですよ。荒ぶっていました(笑)。でも、後でできあがった写真を見たら「私カッコいい! 2次元に入っちゃった!」って惚れ惚れしてしまいました(笑)。ほかに、これは声優ならではだと思うんですが、ノドや耳などのアップを撮りましたね。
高橋:耳だけ撮られるのは不思議な気分でしたね。耳だけ緊張していました(笑)。
長久:耳フェチ、ノドフェチの人は必見です(笑)。いろいろなシーンがありますので、ぜひ楽しんでください!
――それでは最後に、声優ユニット“イヤホンズ”として、応援してくださっているファンのみなさんへひとことメッセージを。
高野:ファンの皆さんの期待に応えながら、私たち3人がいっしょに輝ける場にできたらと思っています。アニメ「それが声優!」ともども、ユニットとしてのイヤホンズも応援よろしくおねがいします!
長久:インストアライブでは、ファンのみなさんの温かさに触れさせていただいています。ライブ後の握手会では「楽しかったです」「次もライブ来ます」という生のお声をいただいて、「がんばってきてよかった」と、これまでの努力が報われた思いでした。
今後は、ライブに来ていただくたびに「前よりここがよかったね」と思っていただけるよう、今の自分たちにできる最善を尽くして、課題をひとつひとつ乗り越えていきたいと思います。「それが声優!」という作品も、キャラクターとしてのイヤホンズも、それからユニットとしてのイヤホンズも、もっとみなさんに好きになってもらえるようがんばります!
高橋:私たち3人の中では、イヤホンズの方向性を“成長”“全力”“シンデレラ”と設定しているんです。その“成長”のひとつとして、ただ私たちが楽しんでいる姿をお見せするだけでなく「楽しませる」というプロ意識を持てるようになりたいなと思うようになりました。今はまだ、自分たちひとりひとりのことで精一杯ですが、もっと周囲を見渡して、お客さんの笑顔を増やしていきたいです。どうぞ、これから、イヤホンズの応援をよろしくお願いいたします!!
――本日はありがとうございました!
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