豆アニメ「磯部磯兵衛物語」村瀬歩らメインキャストが1人3役

「磯部磯兵衛物語」キャスト陣

(C)仲間りょう／集英社・磯豆奉行所

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約30秒の「豆アニメ」として制作される「磯部磯兵衛物語」のキャスト陣が、新たに別役を演じることが明らかになった。既に配役が発表されていた中島襄役の村瀬歩、母上役のたかはし智秋、平賀源内役の松山鷹志、ナレーションの坂本頼光の4人が、それぞれメインのキャラクターを含め、各3キャラクターを演じることになる。

同作は、週刊少年ジャンプで連載中の仲間りょう氏によるギャグ漫画「磯部磯兵衛物語～浮世はつらいよ～」が原作。江戸を舞台に、立派な武士を目指しながらも自堕落な日々を送る磯部磯兵衛の姿を浮世絵風の画風で描き、監督を務めるまんきゅうは「短い尺だが、バイタリティ溢れる動きとリズムで原作の面白さを伝えたい」と意気込みを語っている。

主人公・磯兵衛役を務める声優の山下大輝は、「30秒程度なので、気軽に見られる作品。深く考えず、本能のままに感じながら見てほしい」とアピールし、3役をこなすことが発表された村瀬は「ほかのジャンプ作品とは一味違う、くだらないが心に涼しい風が通るような感覚を生かせるよう取り組んだ」と語っている。

同じく3役を務めるたかはしは「『ゆとりブラック感』満載でエッジが効いており、江戸文化の勉強にもなるという画期的な作品」、松山は「中学・高校とバレーボール経験者でも『ハイキュー!!』には呼ばれなかったが、磯兵衛に呼ばれてよかった」と冗談交じりに喜びを語り、坂本も「登場人物が多く、モブキャラまで個性的。徳川15将軍全員を覚えられる」と話している。