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ホーム > ニュース総合 > 明かされるキスショットと暦の出逢い 「傷物語 〈I 鉄血篇〉」キスショット役・坂本真綾インタビュー 第2回

インタビュー 2016年1月8日(金)20:30

明かされるキスショットと暦の出逢い 「傷物語 〈I 鉄血篇〉」キスショット役・坂本真綾インタビュー 第2回

「傷物語 〈I 鉄血篇〉」キービジュアル

「傷物語 〈I 鉄血篇〉」キービジュアル

(C) 西尾維新/講談社・アニプレックス・シャフト

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2010年の製作発表から5年。公開が待望されていた〈物語〉シリーズ初の劇場作品「傷物語」の3部作序章「傷物語 〈I 鉄血篇〉」が、16年1月8日に封切りとなる。

「傷物語」は、シリーズ主人公・阿良々木暦と、鉄血にして熱血にして冷血の吸血鬼、怪異の王であるキスショット・アセロラオリオン・ハートアンダーブレード(後の忍野忍)の運命の邂逅(かいこう)を描く、シリーズの原点ともいうべき作品だ。今回は、本作最大のキーマンとなるキスショット役の坂本真綾にインタビューを敢行。12年放送のテレビアニメ「偽物語」から約4年間演じ続けてきたキスショット(忍)への思いや、本作の見どころをたずねた。

――アフレコの現場はいかがでしたか?

坂本:「傷物語 〈I 鉄血篇〉」は、私を含めて出演者が4人しかいないという驚愕(きょうがく)の作品なんです(笑)。しかも、前半は別録りで、ひとりぼっちでの収録でした。

(暦役の)神谷浩史さんが先に収録した声を聞きながらのアフレコだったんですが、その演技がテレビシリーズと違っていたんです。まだ怪異と出会っていない、普通の高校生であることが伝わってくるようなアプローチで。神谷さんにとっても5年越しの初対面は難しかったと思いますが、私が演じるにあたっても、とても参考になりました。今作の共演者は、いずれも声に力のある方々でしたので、ご一緒できたことは、とても刺激的な体験でしたね。

神谷浩史が演じる阿良々木暦

神谷浩史が演じる阿良々木暦

(C) 西尾維新/講談社・アニプレックス・シャフト

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――今作では、キスショットと暦の関係性が物語の主軸になっていますが、坂本さんから見て、暦とはどんなキャラクターなのでしょうか? 今作での新たな発見などはありましたか?

坂本:今作では、暦が普通の高校生だけど、誰よりも普通ではない、ということを再確認できました。近ごろは超人的に見えてきていたんですが、今作で描かれている、信じられないできごとを前に怯えて、逃げ出してしまうところなどは、普通の高校生らしい行動だと思います。

でも、その一方で、最終的にはすべてを受け止めることができる、とても懐の広い人間なんですよね。だからこそ、すべてのキャラクターが、暦に対して信頼を置くようになる。そこが彼の才能で、他の人とは違うところ。キスショットはそこを見ぬいたからこそ、暦が一瞬にして大切な人間になったんでしょうね。眷属(けんぞく)にしたのは、順番的にはその後の話で……。

作品情報

傷物語〈Ⅰ鉄血篇〉

傷物語〈Ⅰ鉄血篇〉 15

それは3月25日——春休みのある日のこと。私立直江津高校に通う高校二年生・阿良々木暦は、偶然に学校一の優等生・羽川翼と知り合う。彼女の口から飛び出したのは、最近出没するという「金髪の吸血鬼」の噂...

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