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イベント 2016年2月1日(月)15:00

「中村桜 オススメのみりそん!」発売記念インストアイベント開催 「空の神兵」の魅力を熱弁

(C)KINGRECORDS

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「モンスター娘のいる日常」や「ガールズ&パンツァー」で知られる声優・中村桜が、1月30日に都内3ヶ所でインストアイベントを行った。

今回のイベントは、ミリタリー好きとしても知られる中村桜が、オススメの軍歌(みりそん)を選曲し、ナビゲートするCD「中村桜 オススメのみりそん!」の発売を記念して開催されたもの。2か所目の「サブカルカフェ&バー NewType新宿」で行われたイベントでは、中村と本作の監修を行った鈴木貴昭、吉川和篤、後藤修一が登壇し、本CDのハイレゾ音源も販売されていることに焦点を当て、それぞれがお気に入りの1曲を挙げ、CD音源とハイレゾ音源を聴き比べた。

鈴木の「雪の進軍」、後藤の「愛国行進曲」と、曲の聴き比べが行われたが、吉川の「若鷲の歌」は権利の関係でハイレゾ配信ができなかったため、再生はCD音源のみとなった。アカペラで歌われている「若鷲の歌」について吉川は、「イタリア軍の山岳部隊にもアカペラの歌がある。山には楽器を持っていけず、夜間に行軍する際など眠気を覚ますために歌われた」とアカペラ軍歌の成り立ちを明かした。

中村がお気に入りとして挙げたのは、ボーナストラックとして自身が歌唱した「空の神兵」。彼女は聴き比べをして「(ハイレゾ音源は)平面ではなく、立体・空間で響いている感じがします。息継ぎの強弱までわかって、リアリティがある」と実感を話した。

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鈴木が「中村桜 オススメのみりそん!」に収録されている軍歌が特撮ソングに似ていることを指摘すると、後藤が「『鉄腕アトム』登場以前は、子どもはみんな特撮を見ていた。戦後まもなくのことで、軍歌を作っていた人たちが特撮ソングを作るという流れがあった」と解説する一幕も。

トーク終了後に行われた中村のインタビューでは、自身の歌唱曲に「空の神兵」を選んだ理由を、「習志野の駐屯地で毎年年始に行われる、降下訓練始めというイベントのBGMとして使われている歌です。スタイリッシュなメロディがお気に入りなので、歌ってみたいと思っていました」と話す。また「すでにある軍歌のイメージをなぞるのではなく、せっかくカバーするのであれば、自分ならではの新しいものにしたいと思いました。それが伝わったのか、現場からも『楽しく歌ってください』と言われただけでした(笑)」と収録を振り返り、「軍歌と聞くと構えてしまう人もいると思いますが、ちょっと昔のアイドルソングや歌謡曲を聴いてみようという気持ちで手に取っていただけたら嬉しいです」とファンにメッセージを送った。

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