2016年3月17日(木)21:22
一般公募企画「メカつく」から誕生したロボットアニメ「RS計画」が6月に特番としてフジテレビで放送決定
フジテレビとDeNA、エブリスタによる大型プロジェクト「僕たちの見たいメカアニメをつくろう製作委員会(メカつく)」のグランプリ作品「RS計画 -Rebirth Storage-」がアニメ化され、この6月にフジテレビで特番として放送されることが決定した。
「メカつく」は、2014年3月18日に発表された「みんなが見たいメカアニメを、みんなでつくろう」というコンセプトのもとに展開されている一般参加型アニメ製作プロジェクト。小説・コミック投稿サイト「E★エブリスタ」で行われて応募総数500通を超えた一般からの企画公募、キャラデザインとメカデザイン、シナリオの募集、最終選考に残った5作品のパイロットフィルム配信を経て、公式サイトでの再生数トップに輝いた「RS計画」がアニメ化決定。このほど、フジテレビで放送される運びとなった。小説投稿サイト発の作品が、書籍化を経ずにテレビアニメ化されるのは珍しい試みとなる。
「RS計画」は、突如出現した人型戦闘機「機巧」によって、人類が滅亡の危機に追いやられた西暦2025年が舞台。機巧の残骸を解析することで東京機巧研究所(東機研)が開発した主力機巧「むっつ」のパイロット候補生に選ばれた少年・佐神凛と、少女・御堂結絃(みどう ゆづる)は、自らの記憶と人類の命運を天秤にかけた過酷な戦いに身を投じていく。
同作は、原案をロール、メカニックデザインを佐藤周一郎、キャラクターデザインを政尾翼(DeNA)が担当。フジテレビのプロデューサー・松尾拓は「『RS計画 -Rebirth Storage-』は制作チームだけのものではありません。新しい取り組みを信じて様々な企画を応募してくださったみなさま、そしてその様子を見守ってくださったみなさまと一緒に作り上げていきたいと思っています」と話し、「絵コンテや脚本、設定資料、美術ボードなどの資料を、特番放送前に公式サイトで順次公開していきたいと考えています。作り手の一員になった気持ちで、プロジェクトを楽しんでいただきたい」と今後の展望も明かした。
3月17日にオープンしたばかりの公式サイトでは、30秒の特報映像とキービジュアルを公開中。キービジュアルは、同作のキャラクターデザインとキービジュアルアートディレクションを担当した政尾翼と、廃墟と化した都市を温かみのある目線とともに緻密に描く作風で人気のCGアーティスト・東京幻想による初コラボレーション作品となっている。
作品情報
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西暦2025年――
突如出現した未知の脅威「機巧」は人類への攻撃を展開し、多くの都市がなすすべもなく破壊された。窮地に立たされた人類だったが、日本で機巧の残骸が発見されたことをきっかけに設立され...
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