「響け！ユーフォニアム」TVアニメ第2期はあすか先輩の話も!?　石原監督が劇場版初日舞台挨拶で

「響け！ユーフォニアム」第2期が今秋放送！

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「氷菓」「けいおん！」の京都アニメーションが制作した、人気アニメの映画化「劇場版 響け！ユーフォニアム～北宇治高校吹奏楽部へようこそ～」が4月23日に封切られ、初日舞台挨拶を東京・新宿ピカデリーで開催した。

ステージには、黄前久美子役の黒沢ともよ、加藤葉月役の朝井彩加、川島緑輝役の豊田萌絵、高坂麗奈役の安済知佳、滝昇役の櫻井孝宏のほか、監督の石原立也が登壇し、待ちわびた劇場版公開を喜んだ。

葉月が振られるシーンについて、安済が「かわいそうで、大画面で見るのがつらい」と話して会場の笑いを誘い、「大画面で観る、そして聴く『響け！ユーフォニアム』は新たな魅力や発見がたくさんあるはず。何度も劇場に足を運んでほしい」とファンに劇場版ならではの楽しみ方を伝えた。

同作は、テレビシリーズの総集編という位置づけの作品だが、監督の石原は手間をかけて劇場用の音響調整を施したことを明かし、「テレビシリーズでは聞こえなかった音も聞こえているはず」と吹奏楽をテーマとした作品ならではの、音へのこだわりをうかがわせた。

本編のラストには、テレビシリーズ第2期が今秋に放送されるというアナウンスもあり、キャスト陣は大喜び。テレビシリーズ制作当時は、原作小説第2巻が発売前だったということで、石原は「（田中）あすか先輩の身の上など、テレビシリーズ第1期の制作中に判明したことがある。そうした、第1期では伝えきれなかったことが描けるようになって、とても嬉しい」と第2期制作への意気込みを見せた。

最後は黒沢が「テレビシリーズでは1週間ごとに各話を収録していたものを、劇場版では2日間で再録して、以前より久美子といっしょに息をしているような気持ちになりました」と収録を振り返り、「音楽だけでも楽しめる内容になっていますので、（ご家族やお友達にも）オススメしていただけると嬉しいです」とアピールして舞台挨拶を締めくくった。