「坂本ですが？」初単独イベント開催　主演・緑川光も「48歳にして、また誇れる代表作ができた」と大満足

「坂本ですが？」イベントに登壇したキャスト勢

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放送中のテレビアニメ「坂本ですが？」の初単独イベント「スタイリッシュトーク＆クーレスト上映会」が4月23日に東京・丸の内ピカデリーで開催され、坂本役の緑川光、ケンケン役の檜山修之、丸山先輩役の稲田徹が登壇した。

同作は、漫画雑誌「ハルタ」（KADOKAWA）で2015年まで連載された、佐野菜見氏による漫画のアニメ化。あらゆる行動がクールすぎるあまり、学校中の注目を集める高校生・坂本の学園生活を描く。

テレビアニメ第2話「今日から使える恋愛心理術」と先行上映となる第3話を、緑川、檜山、稲田の3人が解説する生オーディオコメンタリー付き上映が行われ、緑川が演じるキャラクターがオープニング映像でどの程度登場するかを気にかけているという話題に。檜山が「どのくらい自分のキャラクターが映るかで、作品内のポジションがわかる」と同意すると、緑川は「今作では、坂本しか登場しないので満点」と大満足。第3話の先行上映では、福山潤の出演も判明し、（福山が演じるシーンは）アドリブ満載なので逃さずに聞いてほしいとキャスト陣がアピールした。

緑川光

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上映後は、オープニング主題歌「COOLEST」を歌うカスタマイZ、エンディング主題歌「無くした日々にさよなら」を歌うスネオヘアーが合流して「スタイリッシュ選手権」を開催。小道具を使い「坂本だったらこのピンチを、こう切り抜ける」という質問に、声優チーム、アーティストチームが回答することに。「授業中にトイレをガマンしている女子、恥ずかしくてトイレにいけないがどうする？」というお題に対し、小道具としてノート、カバン、体操着、お弁当、手鏡が用意された。アーティストチームは、カスタマイZが「超人の坂本は分身できるはず」として、体操着に着替えるひとりの坂本に注目させ、そのスキにノートで簡易トイレを作って用を足すと回答。一方、声優チームは、手鏡で太陽の光を反射しつつ、スプリンクラーを作動させて虹を出し、そのスキに用を足すという案を披露した。ファンの拍手の大きさから声優チームが勝利し、カスタマイZは“レペティションサイドステップ（反復横跳び）”、スネオヘアーは緑川からストローで耳に息を吹きかけられる“ストローシガレット（行き場のない風）”の罰？を受けた。

イベント終盤には、檜山が「すでに収録は終わっており、いい意味で悪ノリで演じられた。音や歌が合わさって完成した作品にも手応えを感じている。満足いくものをお届けできます」と作品の仕上がりに自信をうかがわせ、緑川からは「もうすぐ48歳になるのに、高校生を演じられることが幸せ。総合芸術のようで、何度見ても楽しい作品。（長い声優生活の中でも）誇るべき代表作ができた」と喜びの声が。最後は、テレビでの放送はかなり先になるという、坂本が合コンに参加するエピソード「魔王」がお披露目されて、上映回の幕が下ろされた。