2016年5月6日(金)18:00
「どんな人が見ても、その人の人生を映す作品」 マチ★アソビ「うどんの国の金色毛鞠」トークショーレポート&インタビュー
徳島市で開催されたマチ★アソビ vol.16にて、2016年に日本テレビ・西日本放送ほかでの放送が予定されているアニメ「うどんの国の金色毛鞠」のキックオフトークショーが行われた。宅野誠起監督、ライデンフィルム・アニメーションプロデューサー柴宏和、バップ・プロデューサー細井駿介、ライデンフィルム制作の稲垣敬文(司会)が東公園ステージに登壇。作品の魅力や、ロケハンのエピソード等を和気あいあいと語ってくれた。
本作は、香川県を舞台に、人間に化けたタヌキのポコと、故郷の香川に帰ってきた青年・俵宗太の交流を通しキャラクターの成長や作品舞台の香川の魅力をふんだんに描いたハートフルファンタジー作品。イベントの来場者には、本イベントで初公開となるポコと宗太のキャラクター設定画がカット袋に入れられて配布された。あわせて同封された香川県でのロケハン資料を見ながら、四国村・かずら橋を実際に渡ったエピソードなども披露。ロケハンは現時点で計4回行っており、香川県の風景を再現して、その魅力を伝えることに力を注いでいるのだという。原作漫画同様に家族で見られるような幅広い作品にするべく、情熱と愛情をもって作品作りに励んでいることが伺えるトークショーだった。
また、イベント終了後、細井プロデューサーにイベントの感想と作品の魅力を聞いた。
――イベントを終えての感想を聞かせてください。
細井:今の段階では出せる情報が少ないため、ゆるい感じのトークになりましたが、朝から沢山の方に集まっていただき、真剣に話を聞いてもらえて有り難たかったです。
――スタッフの方々の優しい人柄が感じられるトークだったと思います。
細井:有難うございます。今回のイベントのコンセプトは、まさにそこにありました。どんな人がこの作品に関わっているのか、どれくらいの熱を持って作品を作っているのかが伝わるといいなと思っていましたので。
――細井さんは、アニメ業界に入られる前、ファンの立場でマチ★アソビvol.3から参加されていたそうですね。イベントをやる側として、マチ★アソビにはどんな魅力があると思われますか。
![](https://eiga.k-img.com/images/anime/news/102518/photo/cdaf789d697e76b0/320.jpg?1462515472)
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細井:とてもアットホームなイベントができる場で、業界関係者との距離が近いところが魅力ですよね。東京ではまず味わえない雰囲気があると思います。自分自身、一ファンとしてマチ★アソビに参加したことがきっかけで、作品に関わるスタッフさんたちに興味を持つようになりまして。そして、アニメーション業界にも興味を持つようになりました。またマチ★アソビではフリーで観覧できるステージがたくさんあり、まだ作品を知らない方でも気軽にイベントを覗くことができます。ですので、イベントをやる側としては、そういった環境のなかで何かやれるというのは、チャンスの幅が広がる場所なのかなと。作品の根っこの部分から知っていただける機会がたくさんあるのがマチ★アソビという場なんだと思います。
――イベントでは、実際のアニメ制作現場で使われるカット袋に設定資料などを入れて配られていましたが、この狙いは?
細井:長くマチ★アソビに参加していて、僕自身がファンとしても、そういうものをもらって嬉しかったという記憶があり、今回はそのような形のプレゼントをご用意させていただきました。実際に制作現場で使われているものに触れてほしいし、興味をもってほしいと思っているんです。そして最終的に、自分のようにアニメ業界に入ってみたいと思う人が増えたらいいなと。そうしたひとつのきっかけになるアイテムになればいいなという思いもあります。
ただ、今回300部ほど持参したのですが、それでも全然足りず……。イベントにお越しいただいた方全員にお渡しできなかったことは、申し訳なかったなと思っています。
――最後に、テレビアニメ「うどんの国の金色毛鞠」の魅力を、あらためて聞かせてください。
細井:本作には、どんな方が見ても、何かしら引っかかるキャラクターがいるんじゃないかと思います。それだけの入り口としての幅をもっていて、言うなれば「その人の人生を映す」瞬間がどこかに必ず存在する作品なのかなと。そこがいちばんの魅力ですし、アニメ化したいなと強く思ったところでもあります。舞台が香川県という素晴らしいロケーションであることも含めて、楽しめるポイントがたくさんある作品です。アニメ公式ツイッターでは、「#今日も誰かがどこかでうどん」というハッシュタグをつけて、みんなで毎日うどんの写真をアップしている企画を行っていますので、うどんを食べたらこのタグと一緒に画像をアップしていただけると嬉しいです(笑)。今後、そう遠く無いところでキャストの情報なども随時発表していきますので、ぜひご注目ください!
作品情報
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俵宗太30歳。故郷に戻って出会ったのは、うどんとかえるが大好きで耳としっぽがある不思議な子ども…!?
俵宗太は、東京在住のウェブデザイナー。父親の死をきっかけに故郷に帰った宗太は実家のうどん屋で...
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