「銀河英雄伝説」新アニメプロジェクトに新展開？公式サイトに謎の一文

アフレコ、オーディションといった言葉が……

イメージを拡大

田中芳樹氏のベストセラーSF小説を、「攻殻機動隊　新劇場版」「劇場版PSYCHO-PASS サイコパス」などで知られるProduction I.Gの制作で再アニメ化する「銀河英雄伝説」新アニメプロジェクトの公式サイト（http://gineiden-anime.com/）に、謎の一文が掲載されている。

「謎の一文2」と題されたその内容は、「『こういうことはもったいぶったほうがありがたみがでますから』『もっともだ。用意する物資があったら言ってくれ、袖の下なしで話にのるぞ』『では、アフレコスタジオを一部屋、これはかつて鹵獲（ろかく）したものがあるはずです。それにオーディションの案内を二○○通ほど用意していただきましょう』キャゼルヌは細めた目を大きく開いた。」というもの。

これは、原作小説「銀河英雄伝1　黎明編」の「第五章 イゼルローン攻略」内で描かれる、ヤン・ウェンリーとアレックス・キャゼルヌの会話のパロディ。昨年の12月28日に掲載された「謎の一文1」は、同様の方法でアニメ製作が具体的に動き出したことを臭わせていたが、今回は「アフレコスタジオ」「オーディション」という単語から、声優オーディションの段階に入ることが予想される。

累計発行部数1500万部を超える原作小説「銀河英雄伝説」は、宇宙空間に進出した人類が2つの国に分裂した数千年後の未来を舞台に、銀河帝国を率いる「戦争の天才」ラインハルト・フォン・ローエングラムと、自由惑星同盟を率いる「黒髪の魔術師」ヤン・ウェンリーの激闘を描く。なお、同プロジェクトの正式な展開時期は2017年を予定している。