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ニュース 2016年6月20日(月)12:00

米国の人気TCG「Force of Will」劇場アニメ化 国内外の著名クリエイター&スタジオが参加

映画「Force of Will」キービジュアル

映画「Force of Will」キービジュアル

(C)FORCE OF WILL Co.,Ltd.

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アメリカで第4位のシェアを誇るトレーディングカードゲーム「Force of Will」のアニメ化が決定した。それぞれにテイストが異なる約15分の短編アニメーション6作品から構成されるオムニバス長編映画「Force of Will the Movie」として製作され、公開は2018年を予定。以後も新作を展開していくという。

参加クリエイターには、「九十九」でアカデミー短編アニメーション賞にノミネートされた森田修平ら著名アーティストや気鋭のスタジオが結集。クトゥルフ神話をベースに、少女が見る虚構と現実を描く「Cthulthu」は、「カクレンボ」で脚光を浴びたYAMATO WORKSが製作予定で、監督を森田が務め、キャラクターデザインを「武器よさらば」の田中達之が担当する。

「ジョーカー・ゲーム」で3DCGIを担当しているサブリメイションは、「ガッチャマンクラウズ インサイト」の須貝真也を監督、「惡の華」の島村秀一をキャラクターデザイン、「機動戦士ガンダム00」の柳瀬敬之をメカニックデザインに迎え、ゾンビを題材としたストーリー「Zombie」を製作予定。「ランプぼうやとくらやみとしょかん」をはじめとした絵本アプリで好評を博すGranSky Studiosが、鈴木麻紀子を監督&キャラクターデザインに迎え、ファンタジックな親と子の感動の物語を描くオリジナル童話「Dragon」を、京都学園大学のCM「アサギマダラの夢」で知られる森江康太は、監督・脚本・CG制作を一手に担い、ピノキオの物語「Pinocchio」を製作する。

6作品がオムニバス作品として構成される。

6作品がオムニバス作品として構成される。

(C)FORCE OF WILL Co.,Ltd.

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また、日本のアニメーションスタジオのみならず、海外のスタジオが参加している点も同プロジェクトの特色のひとつ。台湾のCGプロダクション・TWR Entertainmenは、「西遊記」を下敷きとした「Monkey King」を、「牙狼〈GARO〉-DIVINE FLAME-」の林祐一郎を監督に、「マクロスΔ」の天神英貴をキャラクターデザインに迎えて製作。タイのRiFF Studioは、ヒンドゥー教2大叙事詩のひとつ「ラーマヤーナ」を新解釈したスペースラブストーリー「RAAM‐THE BRIDGE TO LANKA‐」を自社初のオリジナル作品として手がける。

なお、同プロジェクトは、6月18日までフランスで開催中のアヌシー国際アニメーション映画祭の併催となる国際見本市・MIFAで情報を公開している。

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