「JAM Project」遠藤正明＆きただにひろしインタビュー 「新アルバムでJAM Projectの新たな魅力を感じて欲しい」 (3)

イメージを拡大

――きただにさんとしては、こだわりポイントはありますか？

きただに：僕自身がJAMのいちファンとして、オリジナルアルバムでこういう曲を作りたいというのはありましたね。自分がファンとして「ライブでこの曲聞けたら」という思いで作ったものであったり、「こういうのをやりたいな」といったJAMの魅力を引き出すようなものになったりすればとは思っていました。

――結構皆さん思い思いに作っていたのだと思うのですが、作業的なトラブルなどもなく？

きただに：作業的には思っていたよりすんなりというか、いい感じに行きましたね。レコーディングもトラブルなく、いい感じに気負いなく上手く行ったかなという感じがしましたね。

――それにしても、今回のオリジナルアルバムにしてもそうですが、JAMさんはいつも何かにチャレンジしているような印象がありますね。

遠藤：タイアップの曲でもそうなのですが、いつもうちらが言っているのは、「守りには入りたくないね」と。兄さん始めそれでやってきたつもりなんです。だから今回もチャレンジありきでやっています。

きただに：何年も歌っているのですが、いつもいろんな発見があるんですよ。面白いなと思います。

――挑戦ということで言うと、今回もまたツアーがあると伺っているのですが、そのあたりに対しての意気込みもいただけますか？

遠藤：前回は15周年ということでプレミア的に神戸と横浜だけだったのですが、今回はすごく長いツアーですし、ホール系を何カ所も回ることができるということで、個人的に楽しみです。普段行かない初めてのホールが結構多いので。

きただに：まあ、2016年問題（※東京オリンピック開催に向けて、ホールなどが改修工事で閉鎖してしまう問題）もあるので、それを逆手に、あえて今まで行かれなかったところに行こうと思っています。あとは「最終日に幕張メッセ」という状況はJAMでやっていないので、新鮮な気持ちで臨めそうですね。

――海外公演もあるのですよね？

遠藤：ええ。久しぶりにツアーで組めました。JAMは今までずっと世界にも広めようと運動として頑張ってきたので、今回世界中のファンの子達と一緒にライブを楽しめるのはすごく嬉しいなと思います。

――今回のツアーでは日本のファンも海外のファンも、大いに盛り上がりたいですね。それでは、最後にあらためて一言ずついただいてもよろしいでしょうか。

遠藤：今回3枚目のオリジナルアルバムですが、「THE HERO!!　〜怒れる拳に火をつけろ〜」や「刃~the divine blade~」など、タイアップ曲も入っています。JAMを最近知って、「オリジナルアルバムだからどうかな」と悩んでいる方は、そういう入り口もあってすごく聴きやすいアルバムになっていると思いますので、ぜひ手に取って聴いて楽しんでほしいなと思います。オリジナルだからこそできている楽曲がいっぱい散りばめられていますから。JAMは新たな挑戦をしているんだ、ということを感じてもらえたら嬉しいなと思います。

――きただにさんはいかがでしょうか。

きただに：一字一句一緒です！

遠藤：いや、気が合うね……ってなんでやねん！　言えよ（笑）

――（笑）

きただに：いや、本当にプッシュするところは同じなんです。付け加えると、オリジナルアルバムも、これまでより幅が広がってJAMの魅力が一段とアップしていると思います。ぜひ聴いてくださいね！

前のページへ 1 2 3 次のページへ