2016年7月19日(火)12:00
細田守監督「時をかける少女」公開10周年記念のデジタルニューマスター版ブルーレイが発売
(C)「時をかける少女」製作委員会 2006
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「サマーウォーズ」「バケモノの子」の細田守監督が2006年に手がけた劇場アニメ「時をかける少女」の公開10周年を記念し、細田監督自身によるデジタルニューマスター版本編映像を収録したブルーレイ「時をかける少女 10th Anniversary BOX」が発売される。
同作は、筒井康隆氏が1967年に上梓した同名小説の約20年後を描いた物語。時間を飛び越えて過去に戻る力「タイムリープ」を手に入れた女子高生・紺野真琴が、その力を利用して日々を楽しむ中で、かけがえのない時間の存在に気づいていく。
「時をかける少女 10th Anniversary BOX」はブルーレイ3枚組で、本編のほか、07年発売のDVD通常版に収録されたオーディオコメンタリーや、完成披露試写会舞台挨拶、奥華子による主題歌「ガーネット」のビデオクリップ、劇場予告編、プロモーション映像、テレビコマーシャル集を収録。新規映像特典として、7月15日に東京国立博物館で開催された野外上映会でのトークショーの模様や、完成披露試写会の舞台裏の様子を収める。
そのほか、細田監督による演出解説、本編と絵コンテを同時収録し、細田監督と助監督の伊藤智彦、作画監督の青山浩行によるコメンタリーも付いた「『時かけ』スケッチブック」、アートギャラリーなども追加される。A4サイズのアートブックが封入され、期間限定生産で11月25日に発売予定。価格は1万4800円(税抜き)。
また、15年夏に公開された「バケモノの子」の地上波テレビ初放送を記念した「スタジオ地図2016 in Summer」の一環として、7月18~29日、東京・角川シネマ新宿で「時をかける少女」のリバイバル上映が行われる。18、23、24日にはテーマにそったトークが展開されるミニトークショー付き上映会も開催予定で、18日は「日本美術史から読み解く細田守作品の魅力」をテーマに、劇中で描かれた「アノニマス-逸名の名画-」展を企画監修した東京国立博物館の松嶋雅人平常展調整室長と、細田監督が所属するスタジオ地図の代表取締役・齋藤優一郎氏が登壇。23日は齋藤氏、プロデューサーの渡邊隆史氏、KADOKAWA代表取締役の井上伸一郎氏が「『時をかける少女』はあの時、始まった」をテーマにトークを行う。24日には齋藤氏と「東京ウォーカー」ほかのウォーカー総編集長・玉置泰紀氏に加え、ファン代表としてアイドルグループ「SKE48」のニ次元同好会メンバー、鎌田菜月、谷真理佳、一色嶺奈が「スタジオ地図のこれから」をテーマとしたトークを展開する。リバイバル上映チケットは、一般が1500円、中学生以下が1000円、60歳以上のシニアが1100円。
作品情報
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あるきっかけから「今」から過去に遡ってやり直せる力、タイムリープ能力を持ってしまった紺野真琴は、ひとたびその使い方を覚えると、何の躊躇も無く日常の些細な不満や欲望に費やしてしまいます。大好きなも...
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