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インタビュー 2016年7月31日(日)20:30

「フレイアも私も、想いを伝えることだったら誰にも負けない」 「マクロスΔ」フレイア・ヴィオン役 鈴木みのりインタビュー (2)

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――1クール目の折り返し地点を過ぎて、佳境というところではありますが、ご自身の中で「ドキドキしたシーン」を上げていただくとするとどこでしょうか?

鈴木 ドキドキ……。14話のミラージュさんとハヤテが密着するシーンです。「いや、ハレンチな!……アカン…アカン!」と、家でぬいぐるみを抱えて、キャーってなっていました。

――ええっ? そこですか?

鈴木 ネタになってしまって、すみません(笑)。あらためて……思い入れもあって興奮したのが、13話で「一度だけの恋なら」をフレイアが歌うシーンですね。あの歌を届けに飛ぶシーンは、ただフレイアのその時の思いだけで歌っていました。下手に聞こえてしまうかもしれないのですが、「ハヤテやみんなに自分の気持ちを伝えるんだ!」という想いをいっぱい出せて歌えたのかなと思っているんです。その時のフレイアの表情が、1話では想像もできないような、乙女な顔をしていたので、印象的でした。

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―― なるほど。今話題に上がった「歌」という要素ですが、「マクロス」シリーズといえば、非常に重要な要素ですよね。自分の歌ではなく、キャラクターとして歌うということに関して違和感は?

鈴木 最初は自分としての歌でないことについて戸惑いもあったのですが、周りの方から「フレイアを見ていると元気が出る、明るくなれる」という感想を頂いて、彼女の明るさを求めている人がたくさんいるんだなと気付きました。なので今は戸惑いもなくフレイアのことだけを考えて、とにかく「マクロスΔ」をより良いものにできたらと思って歌っています。

―― ちなみに先日はボーカルアルバム「Walküre Attack!」も発売されましたね。聞きどころはどんな部分でしょうか?

鈴木 アニメで流れていた時は、キャラクターの心情や立ち位置によって、想いの込め方が違かったと思うんです。そういう意味ではアルバムとはまた少し違うものなので、「アルバムだと誰がどういう感情で歌っているのか」を想像してもらえると面白いと思います。あとはやっぱりマクロス史上でも、楽曲のバラエティについては指折りだと思いますので、「ワルキューレは、ここまで攻めるんだ!」という部分も感じていただけたらなと。なんといって「アタック!」ですので、アタックを受け止めてほしいなと思います(笑)

―― どの曲も素晴らしいと思いますが、あえてフレイアとして言うと、思い入れがある曲は?

鈴木 やっぱり「ルンがピカッと光ったら」は一番最初に歌わせていただいた曲ですし、河森(正治)さんに聴いていただいて、歌詞が追加された曲でもあるので(※歌詞内のフレーズ「ルンピカビーム」と「ゴリゴリアタック!」は、曲の録音中、河森正治がその場で追加した)、思い入れがありますね。「こうやって『マクロス』ってできていくんだ」と痛感した1曲です(笑)。それから、アルバム内のシングルカットされていない曲で言うと、「GIRAFFE BLUES」ですね。JUNNAちゃんとツインということや、自分の歌い方に悩んでいたこともあって、自信がなくなった時が一瞬だけありました。そんな時、ハヤテを演じている内田さんが「みのりちゃんは歌で感情を伝えられる良さがあるんだから、みのりちゃんのままで良いんだよ」と言ってくださり、それが自信に繋がりました。「私は歌の上手さでは誰かと比べられて、負けてしまうかもしれない。でもフレイアも私も、想いを伝えることだったら、誰にも負けない」。そういう気持ちで歌えるようになりました。

作品情報

マクロスΔ

マクロスΔ 66

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