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ニュース 2016年8月4日(木)08:00

米サイト選出「21世紀のアニメ映画ベスト50」 1位にジブリ作品

1位は「千と千尋の神隠し」

1位は「千と千尋の神隠し

(C)2001 二馬力・TGNDDTM

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米映画サイトThe Playlistが、21世紀に入って現在(2016年)までに公開されたアニメ映画のベスト50をピックアップした。

1990年代初め頃まで、アニメ映画といえばディズニーの手描きアニメが主流で、そのほとんどが子ども向けの作品だった。しかし21世紀の到来とともに、CGアニメが急増し、ピクサーが台頭。同時に、日本のスタジオジブリの作品が世界的に高く評価されるようになり、インディペンデントや英語圏以外の作家の作品もより多くの観客を獲得するようになったと同サイトは分析している。

1位に選ばれたのは、その意味でまさに21世紀の到来を告げた宮崎駿監督の「千と千尋の神隠し」(2001)。ベルリン映画祭金熊賞やアカデミー長編アニメーション賞を受賞したこともあり、欧米の観客が初めて触れたジブリまたは宮崎作品として絶大な影響力を持つという。

以下、日本からは宮崎監督ほか、高畑勲監督、細田守監督、そして故今敏監督は2000年代に発表した全3作品がランクインしている。

ベスト50は以下の通り。

1.「千と千尋の神隠し」(2001)
2.「Mr.インクレディブル」(2004)
3.「カールじいさんの空飛ぶ家」(2009)
4.「なんて素敵な日」(2012)
5.「ベルヴィル・ランデブー」(2002)
6.「インサイド・ヘッド」(2015)
7.「かぐや姫の物語」(2013)
8.「ファンタスティック Mr. Fox」(2009)
9.「戦場でワルツを」(2008)
10.「風立ちぬ」(2013)
11.「ウォーリー」(2008)
12.「ペルセポリス」(2007)
13.「チキンラン」(2000)
14.「レミーのおいしいレストラン」(2007)
15.「LEGO(R) ムービー」(2014)
16.「コララインとボタンの魔女 3D」(2009)
17.「アノマリサ」(2015)
18.「トイ・ストーリー3」(2010)
19.「モンスターズ・インク」(2001)
20.「ファインディング・ニモ」(2003)
21.「ヒックとドラゴン」(2010)
22.「モンスター・ハウス」(2006)
23.「千年女優」(2001)
24.「パニック・イン・ザ・ヴィレッジ」(2009)
25.「ランゴ」(2011)
26.「くまのプーさん」(2011)
27.「リロ&スティッチ」(2002)
28.「ウォレスとグルミット 野菜畑で大ピンチ!」(2005)
29.「メアリー&マックス」(2008)
30.「ラマになった王様」(2000)
31.「ブレンダンとケルズの秘密」(2009)
32.「おおかみこどもの雨と雪」(2012)
33.「くまのアーネストおじさんとセレスティーヌ」(2012)
34.「時をかける少女(2006)」
35.「イリュージョニスト」(2010)
36.「崖の上のポニョ」(2008)
37.「タンタンの冒険 ユニコーン号の秘密」(2011)
38.「Avril et le Monde truque」(2015)
39.「父を探して」(2013)
40.「Sita Sings the Blues」(2008)
41.「ソング・オブ・ザ・シー 海のうた」(2014)
42.「パプリカ」(2006)
43.「映画 ひつじのショーン バック・トゥ・ザ・ホーム」(2015)
44.「カンフー・パンダ」(2008)
45.「ズートピア」(2016)
46.「フランケンウィニー」(2012)
47.「東京ゴッドファーザーズ」(2003)
48.「くもりときどきミートボール」(2009)
49.「ザ・パイレーツ! バンド・オブ・ミスフィッツ(原題)」(2012)
50.「メリダとおそろしの森」(2012)

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