2016年9月15日(木)07:00
アニプレックス、シナリオやテキスト作成に特化した「スクリプトルーム」新設 所属ライターを一般募集
「スクリプトルーム」ルーム長を勤める伊藤智彦氏
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「〈物語〉シリーズ」や「魔法少女まどか☆マギカ」「アイドルマスター」など、さまざまなアニメ作品を世に送り出しているアニプレックスがこのほど、新部署となる「スクリプトルーム」を設立した。
同ルームは、アニプレックスの企画制作グループと緊密に連携し、アニメ作品のシナリオ執筆のほか、制作や宣伝に関わるテキストの作成を行う部署となる。ルーム長に、アニメ「ソードアート・オンライン」シリーズや「僕だけがいない街」の監督を務める伊藤智彦を迎え、実務に基づいたシナリオ監修を行いつつ、執筆スタッフの育成体制を整えていくという。設立と同時に、アニメ作品のシナリオ制作やアニメの制作、宣伝に関わるテキストを作成する所属ライターの募集をスタート。資格を問わずに若干名を採用予定で、9月30日までエントリーを受け付けている。
同ルームの新設について、ルーム長の伊藤は「ひとつの作品に、集団で取り組むシナリオのチームをつくりたいと思っていました。海外では珍しくない作り方ですが、日本ではまだあまり例がないのではないでしょうか。より密な形で、作品に取り組める環境ではないかと思います。ゆくゆくはピクサーのように、集合知を活かしたシナリオチームにまで発展させるのが目標です」と展望を語り、「新しいチャレンジをともにできる人たちを広く募集します」と呼びかけている。
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