ノイタミナ「クズの本懐」最新ビジュアル公開　監督・安藤正臣、シリーズ構成・上江洲誠らスタッフも発表

「クズの本懐」キービジュアル

(C)横槍メンゴ／SQUARE ENIX・「クズの本懐」製作委員会

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フジテレビの深夜アニメ枠「ノイタミナ」で2017年1月からスタートするテレビアニメ「クズの本懐」の最新ビジュアルが公開された。そよ風にのって教室に舞い込んでくる花びらの中で、主人公・安楽岡花火が一筋の涙を流してたたずむ姿が描かれている。同ビジュアルを用いたプロモーション映像も公式サイトで配信中。

同作は、「月刊ビッグガンガン」（スクウェア・エニックス刊）で連載中の、横槍メンゴ氏によるラブストーリー漫画が原作。高校生の花火と粟屋麦は、学校の誰もがうらやむお似合いのカップルだが、実はお互いに誰にも言えない秘密と、心の闇を抱えていた。

制作に携わるメインスタッフも発表され、監督を「がっこうぐらし！」「最弱無敗の神装機竜」の安藤正臣が務めることが彰になった。安藤監督は「窓が割れたり、怪物が暴れたりはしませんが、激しく刺激的で『ヤバイ』作品。原作の持っている毒、その魅力に自分自身も酔いしれつつ、それをフィルムに映し込もうと鋭意制作中です。この儚く、残酷で、美しい眩暈（めまい）をアニメでもみなさんと共有したい、そしてみんなクズに染まってしまえ！」と意気込んでいる。

また、シリーズ構成は「アルスラーン戦記」「暗殺教室」の上江洲誠が担当する。上江洲は「安藤監督とは初タッグになりますが、根暗同士で相性バッチリです。切ない青春時代の話題で盛り上がりながら、一生懸命作っています。胸を締め付ける、切ない、そして美しいアニメに期待してください」と語っている。

そのほか、キャラクターデザイン・総作画監督に「ダンガンロンパ3 The End of 希望ヶ峰学園」の黒澤桂子、音楽に「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」の横山克が名を連ねており、アニメーション制作は「機巧少女は傷つかない」のLercheが行う。