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インタビュー 2017年2月25日(土)13:00

「劇場版 トリニティセブン」見所は王道ストーリーとお色気シーン!? 原由実、日高里菜インタビュー

リリス役の原(左)とリリム役の日高

リリス役の原(左)とリリム役の日高

(C)サイトウケンジ・奈央晃徳/KADOKAWA/トリニティセブンE.A.製作委員会

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2014年に放送され、好評を博したテレビアニメ「トリニティセブン」の続編劇場版「劇場版 トリニティセブン 悠久図書館(エターニティライブラリー)と錬金術少女(アルケミックガール)」が2月25日に封切られる。今回は、テレビシリーズから引き続きメインヒロイン・浅見リリスを演じる原由実と、劇場版新キャラクターのリリムを演じる日高里菜に、同作の魅力を聞いた。

「トリニティセブン」は、「月刊ドラゴンエイジ」(KADOKAWA刊)で連載中の漫画「トリニティセブン 7人の魔書使い」(原作・サイトウケンジ氏、作画・奈央晃徳氏)のアニメ化。魔王候補として強大な魔力に覚醒してしまった春日アラタが、魔道士になるために魔道学園「王立ビブリア学園」に入学し、7人の美少女魔道士「トリニティセブン」の面々とともに奮闘する日々を描く。

注目の劇場版新キャラクター・リリムは、主人公・アラタの魔力を受け、リリスが持つ魔道書「ヘルメス外典」から生まれた、ふたりの娘とも言うべき役どころだ。そんなリリムを演じるにあたって「ここまで作品のキーパーソンになるキャラクターだとは思っていなかったので、身が引き締まる思いがしました」と語る日高。原が「ストーリー上でも、トリニティセブンのみんながメロメロになってしまいますが、日高さんの声とあいまって、スタジオ中の誰もが、リリムのかわいらしさに射抜かれていました(笑)」と絶賛するほどのその愛らしさは、「小動物っぽく」というディレクションを受けて生み出されたものなのだという。

日高が演じるリリム

日高が演じるリリム

(C)サイトウケンジ・奈央晃徳/KADOKAWA/トリニティセブンE.A.製作委員会

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リリムの登場により、テレビシリーズでおなじみのキャラクターたちにも、新たな一面が浮かび上がる。原は「リリムが『ママ様』と慕ってくれるので、私としても『母性あふれるリリス先生』を意識しました」と語る。その「母親感」は絶大だったそうで、日高も「すべてを包み込んでくれる優しさが伝わってきました。私は、もともと原さんの声に母性を感じていたので、娘として思ったままに演じられました」とニコニコ。

また、突如として父親になってしまったアラタの印象を聞くと、日高は「アフレコ時には『カッコよくて強い、ヒーローみたいなお父さん』だと思っていたのですが、試写を見たら、想像以上にハレンチで『私が思っていたパパ様と違う!?』って、ビックリしてしまいました」と苦笑い。一方で、原は「さまざまなことを柔軟に受けとめて、迷うことなく突き進めるのが彼のいいところ。今回も、突然現れたリリムを受け入れて、とてもいい『パパらしさ』を見せてくれました」と微笑みを浮かべ、これには日高も「3人でお風呂に入るシーンには、心が暖かくなりました。そのほかにも、リリムのちょっとした表情を汲み取って、心を開くきっかけを与えてくれましたね」と頷いていた。

原が演じる浅見リリス

原が演じる浅見リリス

(C)サイトウケンジ・奈央晃徳/KADOKAWA/トリニティセブンE.A.製作委員会

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テレビシリーズからおよそ2年。収録現場の雰囲気はどのようなものだったのだろうか? 「イベントやブルーレイのCMなどで、『トリニティセブン』の世界に触れることは多かったので、あまり久しぶりという感じはありませんでした」と語る原とは対象的に、初参加の日高は「テレビシリーズを経てできあがった、みんなが和気あいあいとしている輪の中に入っていくということに不安はありました」とポツリ。ところが、それすらも錦織博監督の計算のうちだったのだという。「リリムも突然現れて、みんなの中に入っていくという展開なので、彼女と同じ境遇に置かれていました。感じたままに演じることができ、リリムとより深くリンクできたんじゃないかなと思っています」(日高)

そんな中、特に原の印象に残ったのは、アラタを演じる主演・松岡禎丞の振る舞いだったという。「女性キャストが多くキャッキャしている現場だからか、テレビシリーズの時には、休憩や待機の時間になると、松岡さんはススッて廊下に出てしまっていたんです。でも、今回は収録ブースに入り切らないくらい大勢のキャストがいたにも関わらず、ずっと残っていてくれました。アフレコ前の取材で『今回はブースの中にいてくれたら嬉しいです!』ってお願いしたのを、聞き届けてくれたのかもしれませんね(笑)。たくさんおしゃべりできたので、嬉しかったです」(原)

日高は、リリムの初登場シーンに大量のアドリブが盛り込まれていることも明かした。「トリニティセブンのみんなとの初対面シーンでは、女の子が現れるたびに、毎回『ふにゃ?』って言いながら振り返るんですが、そこは全部アドリブです。回数が多いのでネタ切れしそうになりました(笑)」(日高)

劇場版ならではの同作の見どころをたずねると、原が真っ先に挙げたのは「音」。「劇場の音響環境で見ると、バトルシーンもより大迫力で体感できると思います。TECHNOBOYS PULCRAFT GREEN-FUNDさんのスタイリッシュな劇伴も際立っているので、ぜひ耳を傾けていただきたいですね」と話し、「私たちで挿入歌『THANKSGIVING ≡ LYRICS』も歌ったんですが、その際にいくつか、音楽に乗ってオシャレに聞こえるようなワードを収録したんです。それが使われているシーンがあるので、ぜひ見つけてください」と隠されたポイントも教えてくれた。

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原が「リリムの登場によって、アラタやトリニティセブンのメンバーが新しい一面を見せてくれたので、リリムそのものがこの劇場版の核だと思います」と今作を総括すると、日高は「「少しずつ集結していく仲間たちが、力を合わせて強大な悪に立ち向かう、これぞ劇場版!! という王道ストーリーで、お色気シーンもファンのみなさまの期待を裏切らないはず(笑)。『トリニティセブン』らしさがギュッと詰まった1本になっていると思います」と作品に仕上がりに太鼓判を押した。

作品情報

劇場版トリニティセブン -悠久図書館と錬金術少女-

劇場版トリニティセブン -悠久図書館と錬金術少女- 12

ある日、“魔王因子”を持つ魔王候補・春日アラタが、トリニティセブンの一人・浅見リリスの魔道書『ヘルメス外典』に何の気なしに触れた瞬間、眩い光に包まれ、目の前には謎の少女が姿をあらわす。「リリム」...

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