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イベント 2017年3月10日(金)19:00

星野源、「夜は短し歩けよ乙女」出演は湯浅政明監督からの直筆手紙のラブコールで実現

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森見登美彦氏のベストセラー小説をアニメ化した映画「夜は短し歩けよ乙女」の完成披露上映会が3月9日、東京・TOHOシネマズ六本木で開催され、、先輩役の星野源をはじめ、黒髪の乙女役の花澤香菜、学園祭事務局長役の神谷浩史、パンツ総番長役のお笑い芸人・ロバートの秋山竜次、湯浅政明監督が登壇した。

第20回山本周五郎賞、2007年本屋大賞2位に輝いた原作小説は、京都を舞台に展開されるファンタジックな青春ラブストーリー。クラブの後輩である「黒髪の乙女」に恋心を抱く大学生の「先輩」は、「なるべく彼女の目に留まる」ことを目的とした「ナカメ作戦」を実行するが、空回りの連続。個性豊かな仲間たちが巻き起こす珍事件に巻き込まれながら季節はめぐり、黒髪の乙女との関係も進展できずにいた。

星野源

星野源

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アニメーション映画の声優で主演は初となる星野は、今作のオファーについて「星野さんに先輩をやってもらえたら必ずおもしろくなります」と書かれた湯浅直筆の手紙でラブコールを受けたことを明かした。湯浅によると「現場で星野さんの名前が出たときにすごく盛り上がり、彼が引き受けてくれるかがわからないと、ほかのキャスト選別が進まない状態だった」とスタッフ全員が星野の出演を熱望していのだという。

一方、学生時代に原作を読んでいたという花澤は「黒髪の乙女はとても重要な役どころ。読者のそれぞれに理想の乙女像があるので、責任重大だと思っていました」とオファーを受けた際のプレッシャーを述懐。神谷は、今作同様に森見氏の小説を湯浅監督がアニメ化した「四畳半神話大系」のオーディションを受け、落選した苦い思い出を披露。「いつか機会があれば……と思っていたところで学園祭事務局長役が決まり、本当に嬉しかった」と、念願かなっての感慨を語った。

また、学園祭事務局長が女装して歌うシーンについて、神谷が「当初は声を加工する予定だったが、試しに女性っぽく歌ったらウケがよかった。自分の声がそのまま流れるのはありがたいので、精一杯頑張りました」と語ると、秋山と花澤が「すごくかわいらしかった!」と絶賛する一幕も。

最後に星野が「人間のイマジネーションは本当にすごいんだと痛感する。見ているだけで脳が気持ちいい、本当におもしろい作品です」、湯浅は「作るのがとても楽しい現場だった。それがみなさんに届けば嬉しい」と作品をアピールした。

夜は短し歩けよ乙女」は4月7日から全国ロードショー。

作品情報

夜は短し歩けよ乙女

夜は短し歩けよ乙女 10

クラブの後輩である“黒髪の乙女”に思いを寄せる“先輩”は今日も『なるべく彼女の目にとまる』ようナカメ作戦を実行する。春の先斗町、夏の古本市、秋の学園祭、そして冬が訪れて…。京都の街で、個性豊かな...

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