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ニュース 2017年4月6日(木)19:00

水樹奈々、出雲大社の御奉納公演で「神秘的」「縁結び」な楽曲披露 シングル2枚同時リリースも発表

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「魔法少女リリカルなのは」シリーズや「戦姫絶唱シンフォギア」シリーズに出演する声優で、NHK紅白歌合戦に出場したアーティストとしても知られる水樹奈々が4月2日、島根県の出雲大社で「出雲大社御奉納公演 ~月花之宴~」を開催し、集まった4000人のファンを前に全17曲を披露した。

全長約2.7メートル、全高約3メートルの花をあしらった神輿(みこし)に乗り、天女をイメージした衣装で現れた水樹は「アヴァロンの王冠」「SEVEN」で御奉納公演の幕を開け、「ライブ前のお参りの際、出雲大社の方から、ぜひ大いに盛り上げていただいて、水樹さんのパワーを神様にささげてください、とお許しをいただきましたので、みなさん、いつも通りでお願いします!」と客席に呼びかけた。また、会場全員でステージの後方にある本殿の方面へ向き、二礼四拍手一礼の作法に則ったお参りをし、「これも7つの動作でできているんですよね」と、自分の名前との共通点を喜ぶ一幕も。

「LOVE&HISTORY」「終末のラブソング」に引き続いては、アルバム「NEOGENE CREATION」収録曲で水樹自身が作詞作曲を行なった「君よ叫べ」をライブ初披露。バックバンド「Cherry Boys」のコーナーでは、島根県・安来地方に伝わる民謡「安来節」にインスパイアされて作ったという楽曲が演奏された。赤いミニドレスに着替えて「時空サファイア」「suddenly ~巡り合えて~」を歌った後は、ドラマー・松永俊弥の子息で、同じくドラマーとして活動する松永明日斗が登場し、念願だった親子の共演が実現した。

ライブ後半戦では、水樹が神社の巫女役を演じた劇場用アニメ「BLOOD-C The Last Dark」の主題歌「METRO BAROQUE」、ライブ初披露の「GLORIA」、出雲国でスサノオノミコトがヤマタノオロチ退治の際に使ったとされる剣・天羽々斬を武器として戦うキャラクターを演じた「戦姫絶唱シンフォギア」のオープニング主題歌「Synchrogazer」などを歌いあげた。水樹は「今回は出雲大社での公演なので『神話的』、そして『縁結び』ということから『ラブソング』を選曲しました。さらに『愛』と『月』(『月花之宴』にちなむ)、という言葉が含まれた楽曲をチョイスしています」と選曲理由を明かし、ラストソングとして「残光のガイア」を熱唱して、ライブ本編を締めくくった。

アンコールでは、ライブ定番のシャッス! コールのコーナーが展開され、「月」が歌詞に入っている「テルミドール ‐Vingt-Sept‐」や「花」にちなんだ「NAKED FEELS」、神話的な歌詞が盛り込まれた「Astrogation」などを歌いあげた。また、ダブルアンコールでは、ギターの渡辺格とともに、3月12日に千秋楽を迎えた全国ツアー「LIVE ZIPANGU」の企画コーナー「奈々 VS Cherry Boys」での勝負を再現。「愛の星」をアコースティックVer.で披露し、御奉納公演の幕を飾った。

同公演の模様は、5月7日午後8時30分からWOWOWプライムでオンエア予定。放送開始直前の午後7時45分からは「水樹奈々 Music clip selection」と題したミュージッククリップ一挙放送も行われる。

なお、同公演では、7月22日公開予定の劇場用アニメ「魔法少女リリカルなのは Reflection」の主題歌シングルと、7月からスタートするテレビアニメ「戦姫絶唱シンフォギア AXZ(アクシズ)」のオープニング主題歌シングルが、7月19日に2枚同時発売されることも発表された。どちらもタイトル未定の3曲を収録予定。

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