2017年4月27日(木)20:30
アヌシー国際アニメ映画祭「夜明け告げるルーのうた」など日本アニメ3作品が長編コンペ入り
(C)2017ルー製作委員会
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世界最大のアニメーション映画祭と知られ、フランスのアヌシーで6月12~17日(現地時間)に開催されるアヌシー国際アニメーション映画祭2017の長編コンペティション部門に、湯浅政明監督の最新作「夜明け告げるルーのうた」が出品されることがわかった。また、日本で昨年公開された山田尚子監督の「聲の形」、片渕須直監督の「この世界の片隅に」も同部門に出品されている。
5月19日に公開を控える「夜明け告げるルーのうた」は、ひなびた漁港の町・日無町を舞台に、両親の離婚により鬱屈した日々を送る少年カイと人魚の少女・ルーとの交流を描くオリジナル作品。湯浅監督作品が同映画祭に出品されるのは、13年の短編部門「Kick-Heart」、15年のテレビ部門「アドベンチャー・タイム」の1エピソード「フードチェーン」に引き続き3度目となるが、長編部門への出品は今回が初となる。なお、本年度の同映画祭には95カ国2850作品が応募し、全229作品が各部門に選出されている。長編部門グランプリ(クリスタル賞)の発表は、最終日の6月17日に行われる予定だ。
(C)弐瓶勉・講談社/東亜重工動画制作局
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また、弐瓶勉氏のSF漫画を原作とした劇場用アニメ「BLAME!」も、特別上映作品として出品されることも決まった。6月16日午後8時30分から、945人を収容できるホール・Bonlieu Grande Salle で大規模上映予定。同作は5月20日から2週間限定で劇場公開されるほか、Netflixでの世界配信が決まっている。
「BLAME!」の特別上映に際し、アヌシー映画祭アートディレクターの Marcel Jean 氏は「近年観た中では間違いなく、最高の長編SFアニメーション作品です。物語の持つ強さに、冒頭から引き込まれてしまいました。長く愛される作品になるでしょう!」と興奮のコメントを寄せている。
作品情報
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寂れた漁港の町・日無町(ひなしちょう)に住む中学生の少年・カイは、父親と日傘職人の祖父との3人で暮らしている。もともとは東京に住んでいたが、両親の離婚によって父と母の故郷である日無町に居を移した...
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