「ダンバインも頑張ってたんだねえ」富野由悠季監督がブルーレイボックス発売でコメント

(C)創通・サンライズ

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7月28日から上下巻が発売予定の「聖戦士ダンバイン Blu-ray BOX（特装限定版）」の封入特典「バイストン・ウェル記録全集」から、富野由悠季監督の抜粋コメントが公開された。

「聖戦士ダンバイン」は、「機動戦士ガンダム」の原作者である富野監督が1983年に手がけたファンタジーロボットアニメ。東京に住む少年ショウ・ザマは、ある日突然、海と大地の間にあるという神秘的な異世界バイストン・ウェルへと召喚されてしまう。地上人特有の高いオーラ力（ちから）を示す「聖騎士」として、アの国の地方領主ドレイク・ルフトに「オーラ・バトラー（巨大ロボット）」ダンバインを与えられたショウだったが、ギブン家に与するアメリカ人のマーベル・フローズンとの出会いを契機に、バイストン・ウェル掌握を目論むドレイクへ反旗を翻す。なお、当時出色だったバイストン・ウェルのファンタジックな世界観は、88年のOVAシリーズ「New Story of Aura Battler DUNBINE」（BOX IIに収録）や、96年の「バイストン・ウェル物語 ガーゼィの翼」、05年の「リーンの翼」にも受け継がれている。

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また、YouTubeでは「バイストン・ウェルの物語を覚えている者は幸せである」という名調子で始まる本編ナレーションを手がけた若本規夫（若本紀昭）による新規ナレーションや、2Kスキャン＆HDリマスターによる高画質化を紹介する比較映像を収録したプロモーションビデオ第1弾も公開された。

そのほか、7月28日発売予定のBOX Iの特典詳細も公開された。映像＆音声特典として、キャラクターデザインの湖川友謙による、描きおろしイラスト製作風景を撮影した「湖川友謙イラスト制作記録映像」や、ショウ役の中原茂、バーン・バニングス役の速水奨ら、キャスト陣による初のオーディオコメンタリー（4話分）ほかを収録。さらに、オリジナルスタッフへの新規インタビューや、富野監督によるバイストン・ウェルの世界解説「膨張するバイストン・ウェル」の再録版を掲載した、100ページのブックレット「バイストン・ウェル記録全集」も封入される。ボックスイラストは湖川による描きおろし。

9月27日発売予定のBOX IIにも、オーディオコメンタリー（4話分）が収録されるほか、スタッフインタビューや映像パッケージのジャケットイラスト、メカニカルゲストデザインとして同作に参加した出渕裕の著書「オーラファンタズム」で発表されたオーラ・バトラーなどを掲載した、100ページの「バイストン・ウェル記録全集」が封入される。ボックスイラストは、メカニカルデザインを手がけた宮武一貴による描きおろし。

「聖戦士ダンバイン Blu-ray BOX」は各巻3万4000円（税抜き）。BANDAI VISUAL CLUBでは、6月18日まで、BOX Iと湖川によるイラスト複製原画のセット、9月27日まで、BOX IIと出渕によるイラスト複製原画のセットの予約を受け付け中。価格は各4万2000円。