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インタビュー 2017年5月23日(火)20:30

ティアット役の水間友美が語る「すかすか」の魅力 「新井さんと田所さんは、ヴィレムとクトリそのままでした」 (2)

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――完成した映像は、どんな風にご覧になっていますか?

水間:自分の声が流れてくると「もっと、こうすればよかったな」と思ってしまうときもあるんですが、ストーリーに夢中になってしまい、自分が出ていることを忘れて見てしまうことが多いです。

――4話は、ティアットが検査に向かうエピソードで大活躍でした。

水間:アフレコで、あんなにしゃべったのは初めてでした。台本をいただいたときは「こんなにいっぱいしゃべれるかな」と思いましたが、実際のアフレコはとても楽しかったです。聖地巡礼ができてテンションがあがっているティアットを演じるときは、自分の中にあるオタクな部分を出す気持ちで演じていました。彼女は小さい子ですから、体全体を使ってワーッという感じを出すようにもしています。映画の舞台になった場所を説明しているティアットのセリフの中には、今後の展開に関わる大事なワードが入っていることもあって、あとで「あの時言っていたのは、このことだったのか」というところもあるはずです。

――アフレコ中に印象的だったことがあったら教えてください。

水間:まだ妖精兵になれていない、ティアットより下の世代の子達の声をあてているのは、作中の年齢と同じ小学生ぐらいの女の子達なんです。収録は私達とは別なんですが、彼女達のために準備されたマイクがちっちゃくて可愛いくて(笑)。でも、アフレコ以外で話している内容はけっこう大人っぽいんですよね。そんな彼女達の様子は、10歳のティアットを演じる際の参考にもなりました。

――5話からは、オーディション時7歳の岡田日花里さんがエルク・ハルクステン役として出演されていますね。

水間:収録はご一緒していませんが、最初のアフレコのときに見学に来ていました。7歳なんて、普通だったらじっとしていられないはずなのに、収録中じっと座っていて凄いなと思いました。お菓子をくれたりして、ほんとに可愛らしい子でした。

――作品を見ているファンに、メッセージをお願いします。

水間:「すかすか」の魅力のひとつは、クトリにスポットをあてて、彼女の色々な表情をみられるところだと思います。壮大な世界の中で切ないことがおこっていきますが、クトリは自分が背負った宿命に立ち向かって一生懸命に生きている。私自身もそうですが、その姿に励まされている人は多いと思います。最後まで、一緒にクトリを見守っていきましょう!

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