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インタビュー 2017年5月26日(金)20:00

「ゼロから始める魔法の書」OP主題歌で念願のデビュー たぴみるが歌にこめた「自分をありのままに表現すること」 (2)

――デビュー前に、個人でライブ活動をされていたんですね。

たぴみる:はい、ずっと活動していました。お客さんの前で歌ったときの気持ちを思い出しながら臨んだら楽しく歌えました。レコーディングのときは、いつも踊っている事務所の方も側にいてリラックスできました。

――他に、レコーディングで気をつけられたことはありましたか?

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たぴみる:自分をありのままに表現することでしょうか。やっぱり人間ですから、ずっと元気なわけじゃなくて、ときにはネガティブになることもありますよね。そんな喜怒哀楽を上手く歌で表現できたらいいなと思っていました。

――「ゼロから始める魔法の書」の原作小説は、どんな風に読まれましたか?

たぴみる:アニメ化されたら、どんな風に動くんだろうとか、ここのシーンはやるのかなと想像しながら楽しく読ませていただきました。

――自分の曲がアニメのオープニングとして流れているのを見て、どう思われましたか。

たぴみる:作品のオープニングに自分の歌が流れながら画面に「たぴみる」と出ているのをリアルタイムで見たとき、現実感がまったくなくて、なんだか遠くの別の世界の出来事を見ているような気分でした。そうしたら携帯がすっごく鳴って、色んな人から「今見ているよ」と連絡がきて、「ああ、ほんとに(アニソン歌手に)なったんだ」と(笑)。じわじわと実感して、ほっこりしていました。

――特に嬉しかったことなど、覚えている感想があったら教えてください。

たぴみる:いっぱいあるんですけれど……。自分自身、今までデビューできると思っていたので、「思ったより早く(デビュー)できたね」というメッセージをもらったときは、「信じてくれてたんだな」と嬉しかったです。

――アニメ本編は、どのようにご覧になっていますか?

たぴみる:アニメを見るために、部屋に大きなテレビを新調しました。戦闘シーンが格好よくて、いつもワクワクしながら見ています。自分の曲が流れるときだけ、毎回ちょっと恥ずかしく思ってしまうんですけれど(笑)。

――特に好きなキャラクターはいますか?

たぴみる:強いて言えばアルバスでしょうか。ニコニコしながら、毒っ気のあることを言うギャップが気にいっています。他に、ゼロの落ち着いた感じも好きですし、傭兵の実はピュアなところも好きですし……やっぱり、選べないですね(笑)。アニメはわりと箱押しになっちゃうタイプなんですよ。好きになったら、あのキャラもこのキャラもとなってしまうんです。

――最後に、ファンへのメッセージをお願いします。

たぴみる:5月24日に発売されるCDには、主題歌を含めて3曲入っていて、どれもテイストが違った感じに仕上がっています。初めて作詞もしました。一生懸命歌いましたので、是非CDの方も手にとって聴いていただけると嬉しいです。

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作品情報

ゼロから始める魔法の書

ゼロから始める魔法の書 39

教会暦526年──。世界には魔女がいて『魔術』が普及していた。そして、世界はまだ『魔法』を知らなかった。そんな時代、人々に”獣堕ち”と蔑まれる半獣半人の傭兵がいた。日々、魔女にその首を狙われ、人...

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