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インタビュー 2017年8月18日(金)20:30

活動5周年「The Crossing」全国ツアー中のnano 「自分にとってマイルストーンになるようなライブにしたい」 (2)

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――タイアップ曲とオリジナル曲を作詞するとき、ご自身のなかで、どのような切り替えがあるのでしょうか。

nano:オリジナル曲を作るのはもちろん楽しいことですが、タイアップ曲の作詞もすごく楽しくて、与えられた課題をどれだけ自分なりに広げて、豊かにできるかというチャレンジだと思っています。自分の中にないものを描きだせるチャンスなんですよね。いつも、どんなお題がくるんだろうとワクワクしています。タイアップ曲の歌詞を書く場合は、作品に関するキーワードや資料をいただいて、そこから自分の想像力を広げるところから始まるので、ゼロから何を書こうかと悩むオリジナル曲とは入り方も違うんですよね。アニメやゲームの曲の歌詞を書くのは大好きです。

――昨年12月のシングル発売を期に、ご自身の姿を表にだされるようになりました。これまではPVなどでのパーカーを目深に被ったお姿が印象的でしたが、表にでられたことで、心境の変化などはあったでしょうか。

nano:自分としては、ビジュアルを出すことで何かが変わったという意識がまったくありません。注目点をそこにもっていかなくてもいいかなとずっと思っていましたから。では、なぜビジュアルをだすことにしたかというと、今後もっと自分の引き出しを増やして、活動の幅を広げていきたいと思ったからです。表にでたほうが色々なことができて、自由になれるのではないかと考え、5周年の直前でいいタイミングかなと、ちょっと自分を解放することにしました。ただ、もともと自分はビジュアルを武器にしたアーティストだとは思っていませんので、今後も自分の音楽はぶれずにやっていきたいです。

――音楽で勝負したいということですね。

nano:そうですね。音楽に集中して、音で勝負したい気持ちがあります。ビジュアルを解禁しても、皆さん変わらず温かく応援してくださるので、本当に自分は素敵なファンの方々に恵まれているなと思いました。

――現在ツアー中のライブの話もお聞きしたいのですが、ツイッターを拝見すると、1日に5時間練習されていることもあったようですね。どんな準備をされたのでしょうか。

nano:もちろん歌う練習も沢山しますが、あとはイメージ作りなどですかね。どうやってお客さんと触れ合うか、そこで何を伝えたらいいのか、MCもありますので自分なりに色々と考えました。やってもやっても足りないと感じるほうで、本番を全力でリラックスしてやるためには、十分な練習が不可欠だと思っています。特に今回は手を抜きたくなくて、本当は5時間でも足りないのですが、体力の限界がきてそれぐらいで終わってしまう感じです。負けず嫌いな性格なので、自分に負けたくないという思いが一番強いのかもしれません。

――5周年のライブということで、特別な思いがあるのですね。

nano:この節目に全国ツアーができるのは、本当に幸せなことです。5年間ずっと応援してくれたファンの方も、5年の間に出会ってくれた新しいファンの方もいると思いますので、どんな方でも楽しめるように、懐かしい要素も新しい要素もいれています。あとやっぱり、まず自分が楽しまないとお客さんも楽しめないはずですから、とにかくみんなで楽しいライブにできたらなと。自分にとってマイルストーンになるようなライブにしたいと思っています。

――今回のツアーには、台湾、香港といった海外もふくまれています。

nano:海外のイベントには結構行っているのですが、今回ワンマンが実現できました。日本と同じようなライブを、海外のファンの方にも届けることができるのが本当に嬉しくて、今からすごく楽しみにしています。

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イベント情報・チケット情報

ナノ 5th Anniversary Tour「The Crossing」【北海道】 0
開催日
2017年8月19日(土)
時間
18:00開始
場所
cube garden(北海道)
出演
ナノ

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