「Infini-T Force」で念願のガッチャマン役を演じる関智一「タツノコに育ててもらった」

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タツノコプロ創設55周年を記念したテレビアニメ「Infini-T Force（インフィニティ フォース）」の国内最速先行上映会が9月17日、新宿ピカデリーで開催され、ガッチャマン／鷲尾健役を務める関智一とヒロイン・界堂笑（エミ）役の茅野愛衣、鈴木清崇監督が登壇し、放送直前の胸中を語った。

同作は、2018年2月に劇場版の公開も決定しているプロジェクトのテレビアニメ版。タツノコプロを代表する作品のクロスオーバーが実現し、「科学忍者隊ガッチャマン」「宇宙の騎士テッカマン」「破裏拳ポリマー」「新造人間キャシャーン」に登場するヒーロー“タツノコレジェンズ”たちが、ともに巨大な悪に立ち向かっていく。

「タツノコ作品はすべて見ています。 タツノコプロに育てていただいたと言っても過言ではないし、いまの自分があるのはタツノコプロがあったからです！」と豪語する関は、これまでに制作された“タツノコレジェンズ”関連作品ではオーディションに落ち続けてきたため、今作でのガッチャマン／鷲尾健役への抜てきは感激もひとしおだったといい、「ガッチャマンの決めゼリフ『ある時は五つ、ある時は一つ、実体を見せずに忍び寄る白い影』を言えると思って、喜んでガッチャマンをやっています！」と力強く意気込みを語った。

また、茅野は自身が演じる笑を「どこかさめていて、人に合わせることができず、自分の命がどうなってもいいという感じの女の子」と紹介。「ウザい」「どっか行け」といった悪態をつくことも多いキャラクターだということで、あえてすさんだ気持ちで収録に臨み、日常でため込んだ小さなイライラを発散するように演じているのだという。また、作品の見どころを聞かれると、迫力の戦闘シーンをあげ「女子が見てもいいですよね！　筋肉が良くないですか？　いまのアニメキャラはシュッとしていて、それも良さですが、今回はヒーローなので、筋肉美がすばらしい！」と“タツノコレジェンズ”たちの魅力を熱弁した。

(C)タツノコプロ/Infini-T Force 製作委員会

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鈴木監督は、同作のキャラクターの動きに、アクターの挙動を再現する“モーションキャプチャー”が取り入れられていることに触れ「今回は“ひとりの役者”に“ひとりのキャラクター”を演じてもらっていて、モーションを担当した役者の芝居がキャラクターに結びついています。モーションキャプチャーの役者と声優の2人で、“ひとりのキャラクター”を作っています」と制作の舞台裏を明かしてた。

なお、9月28日から東京・吉祥寺でスタートする大規模イベント「吉祥寺アニメワンダーランド」内でも、同作の先行上映会＆トークショーが開催される。29日午後7時から武蔵野公会堂で行われ、鈴木監督とシリーズ構成の大野敏哉が登壇して作品の見どころを語る。そのほか、10月3正午からは「スマホで引ける一番くじ ONLINE」の販売もスタートする。

「Infini-T Force」は、読売テレビほかで10月2日から放送スタート。