「3月のライオン」第2シリーズ、大塚芳忠が最年長の老棋士・柳原朔太郎に　悠木碧、西明日香も出演

柳原朔太郎(CV：大塚芳忠)

(C)羽海野チカ・白泉社／「３月のライオン」アニメ製作委員会

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テレビアニメ「3月のライオン」第2シリーズから登場する新キャラクターのキャスティングが発表された。最年長の老棋士・柳原朔太郎を「亜人」の大塚芳忠、川本ひなたのクラスメイト・高城めぐみを「戦姫絶唱シンフォギアAXZ」の悠木碧、佐倉ちほを「洲崎西 THE ANIMATION」の西明日香が演じる。

「ヤングアニマル」（白泉社刊）で連載中の羽海野チカ氏による原作漫画は、幼いころに事故で家族を失って以来、心を閉ざしてしまった17歳の青年・桐山零がプロ棋士として戦う姿と、川本3姉妹との心の交流を描く物語。監督・新房昭之×アニメーション制作・シャフトによるテレビアニメ第1シリーズは2016年10月に放送され、第2シリーズでも、前シリーズのキャストやスタッフが続投。主人公の零が成長していく姿や、“いじめ”問題など、さまざまなテーマが描かれていく。

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大塚は「66歳・最年長の老棋士柳原。昨今の将棋ブームの中、まったく将棋のできない私でも、オーディションの時点からどうしても演じたいキャラクターでした。いじられ役の可愛いオヤジでもあり、真の勝負の世界だけで生きてきた男の渋さ、悲しさ、深さがあり、自分の年齢や役者、声優としての現在の姿ともリンクして実に感慨深いものがあります。ひとつひとつのセリフをまず楽しみ、そしてかみしめ、大事に大事に臨んでいきたいと思っております!!」と意気込みを語っている。

また、悠木は「見ている方に、イジメかっこ悪いと思ってもらうには、私がちゃんとイジメっ子然とできるかが鍵だと思うので、心苦しいという感情は捨てて、全力で嫌われにかかろうと思います！　コイツだけは許せねぇ……と思ってもらえるよう、頑張ります！」、西は「わたしが担当したちほは、ひなたちゃんのクラスメイト。ささいなことでクラスの子からいじめられてしまいます。シリアスな話で心が痛くなってしまうかもしれませんが、ちほちゃんの話を通じて、ひなたちゃんの心の成長や行く末を見守っていただけたらなと思います」と、第2シリーズの柱のひとつである“いじめ”問題にまつわる物語について言及している。

また、第1期から引き続き出演するメインキャストからの、第2シリーズへ向けてのコメントも公開。零役の河西健吾は「第2シリーズは、本当に毎話胸に来るお話ばかり。クスっと笑ってしまう部分もありますが、今回はよりディープなお話、いろいろなキャラに焦点を当ててお送りするような形かなと思っております」と話している。

「3月のライオン」第2シーズンは、NHK総合テレビで10月14日から放送開始。