2017年10月27日(金)20:30
「映画キラキラ☆プリキュアアラモード パリッと!想い出のミルフィーユ!」キュアホイップ役の美山加恋、キュアパルフェ役の水瀬いのりに聞く 「好きなものを好き」と言える力が作品の軸
イメージを拡大
毎週日曜に放送中の「キラキラ☆プリキュアアラモード」の劇場版「映画キラキラ☆プリキュアアラモード パリッと!想い出のミルフィーユ!」が、10月28日より公開される。テレビアニメ「キラキラ☆プリキュアアラモード」は、2004年放送の「ふたりはプリキュア」以降、子どもたちに愛され続けている「プリキュア」シリーズの14作目。現在4クール目に突入し、物語は佳境をむかえている。主人公であるキュアホイップ(宇佐美いちか)役の美山加恋(写真右)と、キュアパルフェ(キラ星シエル)役の水瀬いのり(写真左)に、テレビシリーズを振り返りながら、映画の魅力を語ってもらった。
――「プリキュア」シリーズについて、どのような印象をもたれていますか。
美山:私はシリーズ第1作にあたる「ふたりはプリキュア」世代なんです。子どものころは、特にキュアブラックが好きだったので、憧れたお姉さんが出ているアニメという印象です。当時自分が感じた憧れを、いまの子どもたちにも抱いてもらえるように演技していくのは責任重大だと思っていますし、やりがいや喜びも感じています。
水瀬:女の子の夢が詰まった作品だと思います。自分が「プリキュア」シリーズを見ていた当時は、変身すると髪のボリュームが増えて、長くなったりするキャラクターが好きでした。「キラキラ☆プリキュアアラモード」(以下、「アラモード」と略)のキュアホイップも同じ系統ですが、そういう女の子の変身願望や、「こうありたい」という理想を描いている作品だと思います。さらに今回は、スイーツやアニマルという、女の子たちが好きな要素が加わって、よりワクワクしてもらえるのではないかと。
――「アラモード」についての印象はいかがですか。
美山:これまで自分が抱いていた「プリキュア」シリーズのかっこよさは「変身して戦うこと」に集約されていました。でも、「アラモード」で実際にプリキュアを演じてみて、悩んで乗り越えていくかっこよさというものに気がついたんです。たとえば、歌うことが大好きなキュアジェラートの(立神)あおいちゃんが、自分より歌唱力が上のレベルの人たちを見て、感じる悔しさ。それを機に憧れていた人が、ライバルに変わる瞬間を描いたエピソードがありますが、これなどはあおいちゃんと同じ中学生から見たら刺さるものがあると思います。そんなふうに人間性に切り込んでいくようなリアルな感情がたくさん出てくるのは作品の大きな魅力ですし、演じていて本当に楽しい部分でもあります。
水瀬:「好きなものを好き」と言える力が、この作品の軸になっていると思います。「これが私の好きなもの」と言える何かを、キャラクター全員がもっている。中高生らしい不器用さや、いたらなさを経験しながらも、最後には胸をはって、自分の大切なものを好きだと言える彼女たち自身が、この作品の特徴だと感じています。そんな姿を見て、大人になった私も心が動かされることが多いです。
――お2人が演じるキャラクターの魅力は、どんなところだと思われますか。
美山:いちかはいつも元気で、仲間たちをいい方向に引っ張っていくんです。そういった行動も、最初は天然だからなのかなと思っていたのですが、最近は他のプリキュアの悩みを理解したうえでやっているのだと気がつきました。他人の気持ちを、自分のなかに落とし込むことができるところが、彼女の魅力ですね。そんなふうに育ったのは、お母さんとなかなか会えない状況にあることをずっと我慢して、人の気持ちを優先して生きてきたからだと思います。いちかのたくましさに憧れます。
水瀬:シエルを一言であらわすと、「紙一重」ですね。天才という側面もありつつ、人の感情にうといところがある気がします。でもそれは、シリーズが進んで明らかになったように、彼女がずっとスイーツと向きあっていたからこその二面性なんですね。ですから、お菓子作りにかける思いやプライドは、プロ顔負けだと思います。一方で、自分のあやまちに気づくことができて、素直に謝れる子でもあります。このあたりは映画でも深く描かれていますので、楽しみにしていてください。
作品情報
-
映画キラキラ☆プリキュアアラモード パリッと!想い出のミルフィーユ!
私、宇佐美いちか! フランスで開催される有名なスイーツコンテストにキラパティメンバーの出場が決定したよ♪ でもシエルがなんだか絶不調みたいで…スイーツづくりもプリキュアの変身もうまくいかなくなっ...
-
「映画キラキラ☆プリキュアアラモード」ED主題歌シングル
2017年10月24日¥1,320 ¥1,141
-
フラ・フラダンス (角川つばさ文庫)
2021年11月10日¥814
-
[バンダイ(BANDAI)] わんだふるぷりきゅあ! プリキュアスタイル キュアリリアン
¥4,100 ¥3,736
-
フラ・フラダンス (角川文庫)
2021年10月21日¥704
特集コラム・注目情報
関連記事
イベント情報・チケット情報
- 2025年3月1日(土)
- 2025年3月1日(土)
- 11月30日(土)
- 11月23日(土)