2017年11月2日(木)12:00
「劇場版マジンガーZ」ローマで世界最速上映 イタリアのファンが原作者・永井豪氏を大歓迎
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漫画家・永井豪氏の画業50周年を記念して製作された「劇場版 マジンガーZ / INFINITY」が、イタリア・ローマで開幕した第12回ローマ国際映画祭に招待され、現地時間10月28日、邦画アニメーション作品としては異例となるワールドプレミアを行った。
1970年代に一世を風びした、永井氏による原作漫画「マジンガーZ」は、機械獣の軍団を率い、世界征服をもくろむ天才科学者Dr.ヘルと、スーパーロボットのマジンガーZを操る兜甲児を中心とした人類の攻防を描き、約45年を経た今も根強い人気を誇っている。新たな劇場版となる今作は、Dr.ヘルとの戦いが終結してから10年後の世界が舞台。科学者の道を歩み始めた兜甲児が、富士山中で巨大構造物と謎の生命体に遭遇し、再び人類の未来を託される。
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上映会直前に行われたレッドカーペットには、原作者の永井氏が登場。現地ファンが「マジンガーZ」の主題歌を熱唱するという大歓迎の中、劇中デザインの巨大マジンガーZもお目見えした。また、永井氏原作の漫画「鋼鉄ジーグ」をモチーフとした実写映画「皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ」を手がけたガブリエーレ・マイネッティ監督や、イタリアの人気漫画「Dylan Dog」の原作者ロベルト・レッキオーニも駆けつけ、永井とともにフォトセッションを行った。
その後、イタリアが誇る世界的建築家レンゾ・ピアノが設計した音楽複合施設オーディトリウム・パルコ・デ・ラ・ムジカで行われたワールドプレミアには、およそ700人の観客が集まり盛況を呈した。「熱烈な歓迎ありがとうございます。ハリウッドスターでもないのに、こんな経験ができるなんて(笑)」とご満悦の永井氏は、上映に先立ち「マジンガーZのもつ力強さ、ピュアな情熱といったものがイタリアの人たちの心情にピッタリだと思います。世界中で愛されているマジンガーです。イタリア、そして日本でもヒットするとうれしいです」と挨拶し、プロデューサーの永井一巨氏や金丸裕両氏、そして現地ファンとともに世界最速上映を楽しんだ。
作品に対する反響は上々で、戦闘シーンが終わるたびに客席から歓声があがり、エンドロール終了後はスタンディングオベーション。さらには、客席の永井氏のもとにファンが押し寄せて、直接喜びの声を届けるという一幕も繰り広げられた。
作品情報
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かつて悪の科学者Dr.ヘル率いる地下帝国によって滅亡の危機に瀕した人類は、兜甲児が操るスーパーロボット・マジンガーZや光子力研究所の仲間の手によって、悪の野望を阻止し、平和を取り戻した。あれから...
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