2018年4月12日(木)12:00
上白石萌歌、細田守監督「未来のミライ」で映画初主演 黒木華、星野源、麻生久美子ら共演
豪華な顔ぶれ結集
(C)2018 スタジオ地図
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細田守監督の最新作「未来のミライ」の声優キャストが発表され、若手女優の上白石萌歌が映画初主演を果たすことがわかった。アニメ映画の声優は初挑戦となる上白石が演じるのは、4歳の男の子・くんちゃん。共演には黒木華、星野源、麻生久美子、吉原光夫、宮崎美子、役所広司ら豪華な顔ぶれが結集している。
同作は、「バケモノの子」「おおかみこどもの雨と雪」の細田監督が手がけるオリジナルの長編劇場用アニメーション。甘えん坊のくんちゃんが、未来からやって来た妹・ミライちゃんとともに、不思議な大冒険を繰り広げるなかで、様々な“家族の愛”を知っていく姿を描く。
主演の上白石は、「ミライちゃん役のオーディションを受けた帰りに監督から呼び止められ、4歳の男の子を演じることになり、驚きました」と出演の経緯を明かす。役作りについては、「保育園で4歳の男の子と実際に遊んだり、お話をしたりして、自分が4歳だったころを思い出していました。とても難しい役でしたが、模索しながらも楽しんで挑戦しました」と述懐。迎えたアフレコでは、のびやかな声でくんちゃん役を演じきり、共演陣は「透明感があって、とてもいきいきしている素敵な声」(黒木)、「4歳の男の子の声にしか聞こえない。ぴったりですごくかわいい」(麻生)と絶賛している。
一方、「バケモノの子」「おおかみこどもの雨と雪」にも出演した黒木は、くんちゃんの妹・ミライちゃんに息吹を注ぐ。「監督と今作で再びご一緒することができてとても嬉しいです。4歳の子どもが主人公の作品はなかなかないのでとても楽しみにしていました」と喜びを噛み締め、「私自身、姉弟がいるので、妹ができた時のくんちゃんの気持ちにはとても共感するところがありました。くんちゃんが少しずつ成長していく姿がほほ笑ましく、くんちゃんの冒険を通して、愛情や絆を沢山感じられる作品です」とアピールしている。
さらに星野と麻生がくんちゃんとミライちゃんの両親を担い、「バケモノの子」で熊徹を演じた役所が「じいじ」、宮崎が「ばあば」、吉原が謎の男を担当する。おとうさん役の星野は、「細田監督の世界に呼んで頂いたことを、とても嬉しく思います」と述べ、「映像を初めて見た時、くんちゃんと赤ちゃんのミライちゃんの一挙手一投足があまりにも可愛く、転げ回りました。収録も穏やかで、何か一つの生き物を全員で大事に育てている感覚になりました」と振り返る。おかあさん役の麻生は、「『時をかける少女』を見た時から細田作品のファンでした。くんちゃんの家族は、我が家の家族構成とよく似ていてとても身近に感じました。私が演じるおかあさんは、ミライちゃんの誕生で赤ちゃん返りをするくんちゃんに手を焼きますが、私も同じことで悩んだことがあったので、共感の嵐でした」とコメントを寄せている。
なお公式サイト(http://mirai-no-mirai.jp/)では、子育てに必死な両親の姿などを収めた新たな予告編が公開されている。「未来のミライ」は、7月20日から全国公開。
作品情報
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とある都会の片隅の、小さな庭に小さな木の生えた小さな家。ある日、甘えん坊のくんちゃん(4歳)に生まれたばかりの妹がやってきます。両親の愛情を奪われ、初めての経験の連続に戸惑うくんちゃん。そんな時...
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