2018年4月20日(金)21:11
「機動戦士ガンダムNT」18年11月公開決定 「ガンダムUC」の1年後を描く
宇宙世紀サーガ最新作「機動戦士ガンダムNT」始動
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4月20日、都内で行われた「ガンダム」シリーズ新作発表会にて、「機動戦士ガンダムUC(ユニコーン)」の続編となる劇場アニメ「機動戦士ガンダムNT(ナラティブ)」が製作されることが明らかになった。
「機動戦士ガンダムUC」は、作家の福井晴敏氏が手がけた小説をアニメ化し、2010~14年にリリース&劇場公開されたOVA。映像ソフトの累計出荷数が180万枚を突破した人気シリーズで、16年にはテレビアニメとして再編集され、「機動戦士ガンダムユニコーン RE:0096」のタイトルで2クールにわたって放送された。今回発表された「NT」では、「UC」から1年後を舞台に、ユニコーンガンダム3号機フェネクスをめぐる物語が描かれる。
発表会の冒頭、サンライズ代表取締役社長の宮河恭夫氏からは、新プロジェクト「UC NexT 0100」も発表された。宇宙世紀100年の歴史を描く新作タイトルをシリーズ展開していくもので、「NT」はその皮切りのタイトルとなる。同プロジェクトは、アニメだけでなく、ゲームやコミック・小説など、マルチメディアプラットフォームで展開していく予定だという。
同作の脚本を担当する福井晴敏氏とサンライズ小形尚弘プロデューサーのクロストークでは、「NT」の主要キャラクター4人とモビルスーツ3体を発表。「別の宇宙(の仕事)から帰ってきました」と挨拶した福井氏からは、「NT(ナラティブ)には、『語りなおす』という意味がある。ニュータイプという概念をこう捉えれば、過去の『ガンダム』シリーズの描写も納得できるのではないか。そんなニュータイプ神話に句読点を打つような物語が描けたと思う」と作品の狙いについて語られた。
クロストークの後半には、声優の浪川大輔、“ガンダム好き芸人”の濱口優(よゐこ)も登壇。「UC」で浪川が演じたリディ・マーセナスが「NT」に出演する可能性について、小形プロデューサーからは「リの字はあまり見ていない」、福井氏からは「リディは大事にしたい。今日の発表会が、浪川さんに会える最後のチャンスだと思った」との発言が笑いを交えながらなされ、予告編のナレーションを浪川に公開オファーする一幕もあった。
「機動戦士ガンダムNT」は、2018年11月劇場公開。
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