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ニュース 2018年4月26日(木)20:00

第22回手塚治虫文化賞・マンガ大賞は「ゴールデンカムイ」に

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朝日新聞社が主催する第22回手塚治虫文化賞の受賞作と受賞者が発表され、マンガ大賞に、テレビアニメが放送中の野田サトル氏による「ゴールデンカムイ」が選ばれた。

同作は明治時代、開拓期の北海道を舞台に、戦死した親友との約束を果たすために同地へと渡った元軍人・杉元佐一が、アイヌの少女アシリパ(「リ」は小さな「リ」)とともに、莫大な埋蔵金をめぐって、陸軍第七師団や、元新選組副局長の土方歳三率いる脱獄囚たちと争奪戦を繰り広げる和風ウェスタン活劇。原作漫画は「週刊ヤングジャンプ」(集英社刊)で連載中。既刊13巻。

そのほか、擬人化された動物たちを描く「BEASTARS」(秋田書店刊)を手がける板垣巴留氏が、斬新な表現や画期的なテーマなどに注目する新生賞を受賞。短編や4コマ作品の作者、作品が対象となる短編賞は、矢部太郎氏の「大家さんと僕」に贈られた。マンガ文化の発展に寄与した個人や団体に授与される特別賞には、18年ぶりに単行本「ひねもすのたり日記」(小学館刊)を上梓した、「あしたのジョー」「おれは鉄兵」のちばてつや氏が選ばれている。

贈呈式は、6月7日午後6時から東京・浜離宮朝日ホールで開催。以後は、兵庫・宝塚市(市立手塚治虫記念館)や東京・杉並区ほかの後援により、受賞作家のサイン入り作品パネル巡回展などが行われる。

作品情報

ゴールデンカムイ

ゴールデンカムイ 54

明治時代後期。「不死身の杉元」の異名を持つ日露戦争の英雄・杉元佐一は、ある目的のために大金を手に入れるべく北海道にいた。そこにアイヌから奪われた莫大な埋蔵金という、一攫千金のチャンスが舞い込む。...

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