2018年6月24日(日)19:00
冨田勲さん初期シンセサイザー曲「愛《コムポジション―習作》」のダンス動画公開
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テレビアニメ「ジャングル大帝」や「リボンの騎士」などの音楽で知られる作曲家の故冨田勲さんが遺した、最初期のシンセサイザー楽曲「愛《コムポジション―習作》」のダンス動画が、YouTubeで公開された。
同楽曲は、創作ダンスのために作曲された作品で、教育現場での使用を想定した、1974年発売のアルバム「中学・高校・大学及び一般のための創作ダンス =ダンスイメージと創作過程=」が初出。5月23日にリリースされたアルバム「MISSING LINK of TOMITA~冨田勲 日本コロムビア初期作品集 1953-1974~」にも収録されている。
ダンス動画「冨田勲×辻本知彦 TOMITA幻のシンセサイザー作品『愛 《コムポジション―習作》』を踊ってみた」の振り付けは、冨田さんの遺作となったバレエ作品「ドクター・コッペリウス」で振付師としてデビューし、「NHK紅白歌合戦」で、郷ひろみや土屋太鳳の振り付けも手がけた、振付師でダンサーの辻本知彦氏が担当した。辻本氏は「冨田勲さんと出会ったことは、振付師としての可能性をプレゼントしていただいたこと、そしてなによりも、運命だと感じています。今回の映像、最初の仕上がりを見て涙が溢れて止まりませんでした。個人的な感情が湧いてきて、こんなにも冨田さんへの思いが強いのかと感じた瞬間でした」と富田さんとの縁を振り返り、感慨を語った。なお、ダンスには、埼玉・大妻嵐山高校ダンス部に所属する学生たちがチャレンジしている。
「愛《コムポジション―習作》」をはじめとする富田さんの初期作品を収録した「~冨田勲 日本コロムビア初期作品集 1953-1974~」は、3000円(税抜き)で発売中。
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