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ニュース 2018年8月27日(月)21:08

「ちびまる子ちゃん」作者さくらももこさん、乳がんで死去 享年53歳

「ちびまる子ちゃん」の作者さくらももこさん死去

ちびまる子ちゃん」の作者さくらももこさん死去

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ちびまる子ちゃん」で知られる漫画家さくらももこさんが、乳がんのため8月15日に死去していたことがわかった。享年53歳だった。さくらプロダクション公式サイトによれば、通夜・告別式は、遺族の意向により近親者のみで執り行われたという。

さくらさんは1965年5月8日、静岡県生まれ。84年に漫画家デビューを果たし、86年から「りぼん」(集英社刊)で「ちびまる子ちゃん」を連載開始。同作をはじめ漫画「コジコジ」、エッセイ「もものかんづめ」「さるのこしかけ」「たいのおかしら」など多数のヒット作を手がけた。

さくらプロダクションの公式サイトやさくらさんの公式ブログには、さくらプロダクションスタッフ一同のコメントとして「これまで温かい応援をして下さったファンの皆様、お世話になりました関係者の皆様に深く感謝致しますとともに、ここに謹んでご報告申し上げます。さくらは1984年に漫画家としてデビュー。30周年を迎えた際、次のような言葉があります。『30年間、良い事も大変な事もいっぱいありましたが、私は作家としてとても幸せな月日を送らせていただいています。感謝にたえません。』(『さくらももこの世界展』『デビュー30周年を迎えて』より抜粋)。作品を描けること、それを楽しんで頂けることをいつも感謝していました。これからも皆様に楽しんで頂けることが、さくらももこと私達の願いであり喜びです」と掲載されている。

「りぼん」公式サイトには、同誌の相田聡一編集長より「さくらももこ先生の突然のご訃報に際し、心よりお悔やみを申し上げると共にご冥福をお祈りいたします。『りぼん』1986年8月号より連載開始した『ちびまる子ちゃん』は、たぐいまれなギャグセンスと、親近感あふれる登場人物、そして彼らへ注がれる眼差しの温かさが魅力で、瞬く間に一雑誌の枠を越える大人気作品となりました。その誕生の舞台となったことは、編集部の大きな喜びです。このたびの早すぎるご逝去を惜しむ気持ちに終わりはありませんが、まるちゃんとその仲間たちの明るい笑顔は、子供から大人まで、読者の皆様の心の中で、いつまでも変わることなく輝き続けます。さくらももこ先生、ありがとうございました」と追悼文が寄せられている。

テレビアニメ「ちびまる子ちゃん」の公式サイトには、日本アニメーション株式会社より「『ちびまる子ちゃん』の原作者であり、幅広い執筆活動の他、多方面でご活躍されました、さくらももこさんが2018年8月15日ご逝去されました。生前のご貢献に深く感謝申し上げるとともに、謹んでご冥福をお祈り申し上げます」という追悼文が掲載されている。

作品情報

ちびまる子ちゃん

ちびまる子ちゃん 13

ちびまる子ちゃん(通称まる子)こと“さくらももこ”は、清水市(現・静岡県清水区)に住む小学三年生。父母や姉、祖父母と暮らす、どこにでもいそうな女の子だ。物語は、同じクラスの花輪くんや丸尾くん、そ...

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