「風が強く吹いている」に木村珠莉、河西健吾ら出演　ヒロインやライバルたちのビジュアルも公開

(C)三浦しをん・新潮社／寛政大学陸上競技部後援会

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三浦しをん氏の青春小説をテレビアニメ化する「風が強く吹いている」に、「ニル・アドミラリの天秤」の木村珠莉、「3月のライオン」の河西健吾、「オーバーロード」の日野聡、「サザエさん」の中村浩太郎が出演することがわかった。

箱根駅伝をテーマに描く同作は、寛政大学1年生のカケルこと蔵原走（くらはらかける）が、4年生のハイジこと清瀬灰二（きよせはいじ）に誘われ、古びたアパート竹青荘に入居したことをきっかけに、箱根駅伝出場に向けて動き出していく物語。「ジョーカー・ゲーム」の野村和也が監督、「ハイキュー!!」シリーズの総作画監督を務めた千葉崇洋がキャラクターデザイン、「攻殻機動隊」シリーズのProduction I.Gがアニメーション制作を担当する。

このほど出演が決定したキャストのうち、竹青荘近くの八百屋「八百勝」の長女で高校3年生の勝田葉奈子を木村、高校で同じチームだったカケルに強く執着する東体大長距離陸上部1年の榊浩介を河西が演じる。日野は、箱根駅伝3連覇中の王者である六道大学の主将にして絶対的エースの藤岡一真役、中村は、竹青荘の大家で囲碁を生き甲斐にしている田崎源一郎役を担当。田崎が飼っている犬のニラを加えた、各キャラクターのビジュアルも公開されている。

「風が強く吹いている」は、日本テレビ、BS日テレほかで10月からスタート。放送開始に合わせて、原作小説（文庫版）のカバー裏に、原作者自身によるニラ視点の書き下ろし短編が掲載されることも決定している。