2018年10月18日(木)21:00
「若おかみは小学生!」高坂希太郎監督によるエンドロールのイメージボード公開
(C)令丈ヒロ子・亜沙美・講談社/若おかみは小学生!製作委員会
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公開中の劇場アニメ「若おかみは小学生!」から、エンドロールに使用されているイメージボード4点が公開された。「千と千尋の神隠し」や「ハウルの動く城」など、多数のスタジオジブリ作品で作画監督を務めてきた高坂希太郎監督直筆の画稿で、主人公おっことおっこの父親が、物語の舞台である花の湯温泉に古くから伝わる行事の御神楽を眺めるシーンや、秋野真月やグローリー・水領、ユーレイのウリ坊、美陽ら、おっこの心の支えになるキャラクターたちが、柔らかな筆致で描かれている。
原作は、令丈ヒロ子氏の人気児童文学(講談社刊)。交通事故で両親を亡くした小学6年生のおっこが、祖母が営む温泉旅館・春の屋の若おかみとして奮闘する姿を描き、劇場版では、今年4~9月に放送されたテレビアニメ版では描かれていない、おっこと両親のエピソードも明かされる。9月21日の公開から4週目を迎えたが、SNSで口コミが広がり、10月19日からは、東京・TOHOシネマズ日比谷、新宿、上野の3館で再上映、TOHOシネマズ渋谷、日本橋の2館で新規上映が決まるなど注目が高まっている。
2003年の「茄子 アンダルシアの夏」以来15年ぶりに劇場映画監督を手がけた高坂監督は、「特に刺激の強い表現や、ねたみや嫉妬といった人の負の部分は排し、今どきは珍しいかもしれませんが、ストレートでまじめな表現に重きを置きました」と制作を振り返り、「やはり、ていねいにやっただけ、観客の方にも届くものが増えるんです。自分のできることはそれがすべて。いろいろな方のご意見やアドバイスをいただきながらつくった、奇跡のような作品だと思っています」と語っている。
作品情報
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6年生のおっこは交通事故で両親をなくし、祖母の経営する旅館”春の屋”に引きとられる。そこに住みつくユーレイ少年・ウリ坊や、転校先の同級生てライバル旅館のあととり娘の真月らと知り合ったおっこは、ひ...
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