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ニュース 2018年12月14日(金)17:00

新海誠監督最新作「天気の子」に大抜てきされた醍醐虎汰朗&森七菜に迫る

新海誠監督に大抜てきされた2人

新海誠監督に大抜てきされた2人

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「君の名は。」の新海誠監督の3年ぶりとなる最新作「天気の子」の製作発表会見が12月13日、都内のホテルで行われた。公開日が2019年7月19日に決まったほか、主人王とヒロインの声優を俳優の醍醐虎汰朗と女優の森七菜が務めることも発表された。映画.comは、緊張気味だった醍醐と森を会見後に直撃し、爽やかな魅力に迫った。

興行収入250億円超の大ヒットを飾った「君の名は。」から3年、待望の新作は、天候の調和が狂った時代を舞台に、運命に翻ろうされる少年少女の物語を紡いでいく。醍醐は離島から家出し東京にやってきた高校1年生の森嶋帆高、森は祈るだけで天気を晴れに変えられるという不思議な能力を持つ天野陽菜に息吹を注ぎ込む。

新海監督の新作とあって、オーディションには約2000人の俳優が参加したという。醍醐は、出演が決まったことをマネージャーから聞かされたそうで「事務所の前のベンチで話をしていて、その時に言われました。舞い上がってがっつり握手して、それからじわじわと実感が沸いてきて、ニヤニヤしちゃいました。本当に嬉しかったですね。お母さんに最初に伝えました」と笑顔で述懐。一方の森は、ふだんは大分県在住のため「東京にいるときはマネージャーさんのお家に泊まらせてもらっている」といい、「その日はお留守番で、マネージャーさんが帰って来るのを待っていたんです。そうしたら帰ってくるなり『新海さんの新作が決まった!』っておっしゃるから、『本当ですか? 嘘じゃないですか?』って何回も聞き直しました」とはにかんで見せる。

醍醐虎汰朗

醍醐虎汰朗

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オーディションは、共にがむしゃらに取り組んだようで、自分たちの何が決め手になったかは「全くわかりません」と、どこまでも自然体。それでも、「レコーディング室に入ること自体が初めてだったのですが、目の前に新海さんがいらっしゃることにビックリしました。緊張で汗が止まらなくなって、でも必死に気持ちを落ち着かせながらやった記憶だけあります」(醍醐)、「新海さんが直接ご指導してくださって、すごく優しくて寄り添ってくださったので、落ち着いて出来ました」(森)と、新海監督への感謝の念は忘れない。

新海監督の人柄を知るまでは、「素晴らしい作品を作られるので、勝手に職人肌な方なのかなという印象を抱いていた」と醍醐は明かす。それだけに、「会ってみたら優しくて、お芝居で迷ったときも相談に乗ってくれそう。会見後も『良かったよ』と言ってくださった」と心酔し切っている様子。また森は、岩井俊二監督の最新作「Last Letter」に出演しているため、川村元気プロデューサーとの仕事は2度目となる。「またご一緒できたらなと思っていたら、すぐにチャンスがめぐってきた。『これは頑張らなければ』と思いました。いろんなヒット作を生み出してきた方なので、そういう方に評価していただけるのはオーディションでしかないから、とにかく頑張りました」と真摯な眼差しを注いだ。新海監督に対しても、「監督から出てくる言葉が空色に見えるんです。言葉だけじゃなく、雰囲気とか全てが空色に見えてしまうんですよね」と身を乗り出して語った。

森七菜

森七菜

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アフレコにはこれから臨むそうだが、今作が2人の今後の俳優人生にとって大きなきっかけとなることは想像に難くないだけに、来年7月の公開まで全力投球を誓う。「とにかく目の前にあるお仕事を一生懸命に取り組んでいきたい。これからの日々、ひとつひとつのお仕事を大切に、精いっぱい頑張っていきたいです」(醍醐)、「あと半年くらいですよね……、長いようで短いように感じます。1日1日を無駄にすることなく、公開時には今の自分よりももっと自信を持って、最高の状態で宣伝に取り組める子になっていたいですね」(森)。

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天気の子

天気の子 13

「あの光の中に、行ってみたかった」。高1の夏。離島から家出し、東京にやってきた帆高。しかし生活はすぐに困窮し、孤独な日々の果てにようやく見つけた仕事は、怪しげなオカルト雑誌のライター業だった。彼...

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