2019年1月24日(木)12:00
細田守監督作「未来のミライ」アカデミー賞ノミネート ジブリ作品以外で初の快挙
4歳児のくんちゃんが打倒ディズニーに挑む
(C)2018 スタジオ地図
イメージを拡大
米アカデミー賞を主催する映画芸術科学アカデミーは1月22日(現地時間)、第91回アカデミー賞のノミネート作品を発表した。長編アニメーション部門には、細田守監督作「未来のミライ」がノミネート。スタジオジブリ作品以外で同部門に名を連ねるのは、初めての快挙となった。
神奈川・横浜の磯子区界隈を舞台に、両親の愛情を妹ミライちゃんに奪われたと感じる4歳の“くんちゃん”が、何らかの理由で未来からやってきたミライちゃんと出会い、不思議な大冒険に出るさまを描く。細田監督にとって「バケモノの子」以来約3年ぶりの新作で、興行収入28.8億円を記録。声優には上白石萌歌、黒木華、星野源、麻生久美子、福山雅治らが参加した。
2018年5月の第71回カンヌ国際映画祭では、監督週間で公式上映。観客からのスタンディングオベーションを受けた細田監督が、感激のあまり涙ぐむひと幕もあった。ほかにもスペインの第51回シッチェス・カタロニア国際ファンタスティック映画祭では、アニメ部門の最優秀長編作品賞に輝くなど、国内外で高い評価を受けていた。
さらに第76回ゴールデングローブ賞や、アニメ界のアカデミー賞とされる第46回アニー賞にもノミネートされた「未来のミライ」。アカデミー賞長編アニメ部門は、ここ6年はディズニー作品が独占しているが、4歳児のくんちゃんがその牙城を崩せるか。なお受賞すれば、第75回の「千と千尋の神隠し」(宮崎駿監督)以来2度目となる。
作品情報
-
とある都会の片隅の、小さな庭に小さな木の生えた小さな家。ある日、甘えん坊のくんちゃん(4歳)に生まれたばかりの妹がやってきます。両親の愛情を奪われ、初めての経験の連続に戸惑うくんちゃん。そんな時...
-
「未来のミライ」スタンダード・エディション [Blu-ray]
¥3,636
-
Dreamer
2023年11月01日¥3,500 ¥2,363
-
「未来のミライ」スタンダード・エディション [DVD]
¥3,347
-
adieu 3 (初回生産限定盤)
¥3,740
特集コラム・注目情報
関連記事
イベント情報・チケット情報
- 2018年7月25日(水)
- 2018年7月20日(金)
- 2018年7月20日(金)
- 2018年7月19日(木)