「リゼロ」渡邊政治監督のオリジナルアニメ「グランベルム」今夏放送　脚本に花田十輝

メインキャスト、ビジュアル、特報も発表

(C)ProjectGRANBELM

イメージを拡大

「Re:ゼロから始める異世界生活」の渡邊政治が監督、大塚真一郎がキャラクター原案、「STEINS;GATE（シュタインズ・ゲート）」「ラブライブ！」シリーズなどを手がけた花田十輝が脚本を務めるオリジナルアニメ「グランベルム」の制作が決まり、2019年夏に放送されることがわかった。メインキャストは島袋美由利と種崎敦美が務める。

物語の舞台は、はるか昔に人々の生活を豊かにしていた魔力が消え去り、魔法そのものが歴史から姿を消してしまった現代世界。どこにでもいる高校生・小日向満月と、歴史に翻弄されてきた少女、新月エルネスタ深海が、満月の晩に出会ったことから物語がはじまる。ティザービジュアルと特報映像も完成し、満月と深海のキャラクタービジュアルや、ベールに包まれた作品世界の一端が明かされている。

特報映像の一場面

(C)ProjectGRANBELM

イメージを拡大

平凡な生活を送る一方で「何もできることがない」と感じ、「人にはできない特別な何か」にほのかな憧れを抱く女子高生・満月役の島袋美由利は、「戦闘シーンや人間ドラマの熱さ、かわいい女の子たち、素敵な要素が盛りだくさんな上に先の読めない展開……満月と一緒になって私もびっくりしたり、時には満月自身の思いがけない行動にびっくりさせられたりしながら、台本をいただいて読むたびに毎回早く続きを知りたい！　早くアフレコしたい！　といちファンとしても作品の虜になっています」と作品の魅力を熱く語っている。

一方の種崎は、ドイツから移住してきた少女・深海役を担当。深海は歯に衣着せぬ物言いが周囲にきつい印象を与えてしまうことがあるが、実は面倒見が良く、満月と行動を共にすることになる。種崎は、「『グランベルム』は毎話台本をいただく度に少しずつ分かることが増えていくような、本当に少しずつ謎が解けていくような印象です。先が読めそうで全然読めなくて、だからこそその時その時に新月が感じている事を細かく感じとろうと毎回必死です」とコメントを寄せている。

スタッフは、渡邊監督、脚本の花田のほか、プロデュースをinfinite、アニメーション制作をNexusが担当する。