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ニュース 2019年4月10日(水)06:00

新海誠監督×RADWIMPS、再び“奇跡のコラボレーション” 「天気の子」予告編初披露

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新海誠監督の3年ぶりとなる最新作「天気の子」の本編映像を使用した予告編が公開され、人気バンド「RADWIMPS」が音楽監督を務めていることが判明した。「君の名は。」に続き、新海監督と再びタッグを組むことになった「RADWIMPS」。主題歌として提供した新曲のタイトルは「愛にできることはまだあるかい」だ。

本作は、天候の調和が狂った時代を舞台にした物語。離島から家出し、東京にやってきた高校1年生の森嶋帆高。生活はすぐに困窮し、孤独な生活の果てにようやく見つけた仕事は、怪しげなオカルト雑誌のライター業だった。雨が連日降り続けるなか、都会の片隅で1人の少女に出会う。ある事情を抱え、弟と2人で明るくたくましく生きる天野陽菜。彼女は、祈るだけで天気を晴れに変えられるという、不思議な能力を持っていた。

全ての始まりは「君の名は。」公開からちょうど1年となる2017年8月26日。新海監督は、ボーカル・野田洋次郎に書き上がったばかりの本作の脚本を送っていた。「最初は音楽オファーのつもりでもなかったのですが、この脚本から洋次郎さんの頭の中にどんな音が聴こえてくるのかを、個人的にどうしても知りたかったのです」と振り返る新海監督。「その後『愛にできることはまだあるかい』を受け取って、『これは作るべき映画になる』と強く思えました。こういう体験をしたかったのだと──洋次郎さんに脚本を送った理由を、自分自身で深く納得してしまいました」と語っている。

「君の名は。」と同様に脚本段階から、新海監督と密にミーティングを重ねている「RADWIMPS」。「現在も鋭意制作中です。前作以上にストーリー作りの場にも参加させて頂き、強固なチームワークの中で作品作りができている喜びを感じています。恐らくそんじょそこらのカップルよりも頻繁に、毎日毎日新海さんとメールのやり取りをしながら作業を進めています」と明かす。「新海監督は最初に仕事をした時と何も変わらず、誰よりもまっすぐに純粋に頑固に、時に不器用に作品と向き合っています。そして各セクションのスタッフが目下全力でそんな監督を支えています。再び新しい冒険をご一緒させて頂けることを誇りに思います」と期待に胸を膨らませている。

両者が最初に交わした約束は「お互い初めましての気持ちでやりましょう」「前回とは違うことをやりましょう」というもの。新海監督はその点について「同じことはやらず、でももっと面白いものを。一度一緒に仕事をしているからこそ、僕たちは『君の名は。』を踏まえた上で、更に良いものを観客に届けることが出来るはずだと考えました」と説明。本作では「RADWIMPS」が書き下ろした複数のボーカル曲、劇中音楽が使用される予定だ。「あたらしい物語と音楽を、楽しみにお待ちいただければとても嬉しいです」(新海監督)とコメントを寄せている。

「愛にできることはまだあるかい」が流れる予告編は、新海監督が自ら編集したもの。空や雨など、美しく繊細に描かれた新海ワールドに、“RADWIMPSの詩(うた)”とメロディが彩りを与えている。また、帆高役の醍醐虎汰朗、陽菜役の森七菜の“声”も初披露。「これは、僕と彼女だけが知っている 世界の秘密についての物語だ」(醍醐)、「あの日私たちは 世界の形を決定的に 変えてしまったんだ」というセリフが、本作のテーマを象徴している。

天気の子」は、7月19日から全国公開。

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作品情報

天気の子

天気の子 13

「あの光の中に、行ってみたかった」。高1の夏。離島から家出し、東京にやってきた帆高。しかし生活はすぐに困窮し、孤独な日々の果てにようやく見つけた仕事は、怪しげなオカルト雑誌のライター業だった。彼...

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