2019年5月23日(木)21:18
松山ケンイチ、「プロメア」アヌシー映画祭上映&世界62の国と地域で配給決定に歓喜
今石洋之監督×中島かずき×TRIGGERの“熱”を世界に発信!
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テレビアニメ「天元突破グレンラガン」「キルラキル」を手がけた今石洋之監督と脚本家・中島かずきが再タッグを組んだオリジナル劇場アニメ「プロメア」の公開前夜祭イベントが5月23日、TOHOシネマズ日比谷で開催された。今石監督と中島をはじめ、ダブル主演の松山ケンイチと早乙女太一、共演の堺雅人、ケンドーコバヤシ、佐倉綾音が出席した。
「キルラキル」のTRIGGERがアニメーション制作を担う本作は、高機動救命消防隊「バーニングレスキュー」の新人隊員ガロ(CV:松山)と炎を操る人種バーニッシュの青年リオ(CV:早乙女)の戦い、2人が直面する地球規模の“ある計画”を描く。
この日は、フランスで6月10~15日に開催される世界最大規模のアニメ映画祭「アヌシー国際アニメーション映画祭2019」のスペシャルスクリーニング部門で本作が上映されることが発表された。さらに、世界62の国と地域での配給も決定したことも明らかになり、松山は「『これが日本人が作る熱なんだ』ということが、うまく伝わるといいですよね。海外の方は、日本人に対して『熱い』というイメージはないんじゃないかなと思うので、(本作を見たら)びっくりするじゃないかな」と期待を寄せ、早乙女も「僕はこの映画の色使いが大好きなので、そういった部分も見てほしい」とアピール。今石監督も「多くの人に見てもらいたいと思って作っているので、受け入れられるといいな」と言葉に力を込めた。
アフレコの話題が上がると、松山は「今思うと、第一声で声がガラガラになったんです。そんな経験は今までなかったですね。テンションを落とすわけにいかない役だったんです。いつまでも燃えてなきゃいけない役だったので、(アフレコを)やったあと、これだけ燃え尽きた作品はなかったんじゃないかな」と感慨深げに振り返る。熱演のあまり、思わぬアクシデントがあったそうで、早乙女は「松山さんは、現場でずっとガロとしていてくれました。一瞬も冷める時がなく、常に熱と勢いがすごくて。勢いがありすぎて僕のセリフまで言っちゃったり(笑)」と告白。松山が「覚えてないですね(笑)」とこぼすと、笑いが沸き起こっていた。
そんな松山も驚いたのが、堺の「声の演技」。松山は「セリフって漢字とひらがなとカタカナで構成されているじゃないですか。でも、(堺の声は)そのどれでもなかったんです。僕はそういう風に感じました」と称賛し、早乙女も「僕もそう感じました」と同調。佐倉も声優ならではの視点から堺の声の魅力を力説すると、堺は「がんばりました。相手はこの人(松山)ですから。計算していたら無理ですから」と、照れくさそうに応じていた。
「プロメア」は5月24日から公開。
作品情報
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世界大炎上―― 全世界の半分が焼失したその未曽有の事態の引き金となったのは、突然変異で誕生した炎を操る人種<バーニッシュ>の出現だった。あれから30年――攻撃的な一部の面々が<マッドバーニッシュ...
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